行徳哲男先生と人物論

同僚の趙先生から携帯に電話があり、多摩大がお世話になっている行徳哲男先生(日本BE研究所所長)と新宿京王プラザホテルで急遽会うことになった。

認定NPO法人・国際NGOの(特)ロシナンテスの川原理事長に紹介される。小倉高校・九大医学部出身で外務省勤務の後、スーダンNGO活動を行っている人物。
もう一人はチーム・ジャパンの赤坂代表。安重根伊藤博文関係の映画をつくる話を聞く。佐木隆三の本を紹介される。

行徳先生から日本の偉人のことを楽しく聞く。山岡鉄舟、久留島、清水次郎長頭山満、増田宗太郎、、、、。82歳の先生は学生時代に牧野富太郎の講義を受けたことがあると聞いて驚いた。
私からは人物記念館の旅から得た「本物の条件」をテーマとして、7つの特徴と人物を網羅したペーパーをもとに先生に説明する。

先生の紹介で、雑誌「致知」の社長・編集長に来週会うこととなった。
趙先生発案の5月の済州島プロジェクトの企画などを聞きながら帰る。

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行徳哲男先生のプロフィール。

1933年福岡県生まれ。成蹊大学卒業後、大手財閥系企業に入社。労働運動の激しき時代に衝撃的な労使紛争を体験し、「人間とは何か」の求道に開眼。69年渡米、Tグループと出合い、米国流の行動科学・感受性訓練と、日本の禅や哲学を融合させ「BE訓練(Basic Encounter Training)」を開発。71年日本BE研究所を設立し、人間開発・感性のダイナミズムを取り戻す4泊5日間の山中訓練を完成させ、99年に終了するまで、政財界、スポーツ界、芸能界など各界のリーダー及びその子弟18000余名が参加する。その影響力は、日本にとどまらず、韓国、中国、アジアの政財界リーダーに及ぶ。現在、感性論哲学者の芳村思風氏、筑波大学名誉教授の村上和雄氏らと共に、シンポジウムを通じて「21 世紀の日本の使命」を担い得る若者たちを育てる夢に賭けている。著書・共著に「いま、感性は力」「いまこそ、感性は力」他、多数。

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