小林弘人「ウェブとはすなわち現実世界の未来図である」(PHP新書)を読了。
- 作者: 小林弘人
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/03/15
- メディア: 新書
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以下、ポイントをピックアップ。
- ウェブ1.0は双方向受発信による「中抜き力」(2000年から)。ウェブ2.0は検索とブログによる「共有力」。次はSNS(ツイッター・フェイスブック)の台頭による他人の力を活用する「ソーシャル力」の時代。
- 情報は露出量からFBの登場で強弱へ変化。友人たちのネットワークのデザインが問われる時代。そしてテクノロジーは文脈理解の方向へ。(方針)
- FB広告:共感を引き出せるか。属性選別広告が可能。(SNS偏差値)
- 文脈を紡ぐ仕事が重要になる。断片化したコンテンツに意味やストーリーをという文脈を与える。(つながり、関係)
- エッツイー、ザッポス、エアビーアンドビー、ゴーブル・コム、マイシェフ、ザ・ハブ、タスクラビット、ゾーパ、アクシュ、キックスターター、キャンプファイヤー、ネイバーグッズ、カウチサーフィン、多手山プロジェクト、ローカル・モーターズ、FACTORY SAGA、(英文サイトにも着目)
- 次の勝者は多くをつなげてしまった人。プラットフォームを握る。人間中心に考える。
- あらゆる産業にウェブを加えることで地理的・空間的制約がなくなり、ビジネスとして進化。
- 組織のマネジメントの問題。
- 使い勝手。
- 社内がオープンでないと世の中のオープンに対応できない。ウェブ的視座。部署や人を接合していく人物。ヒューマンハブ。さまざまな動向に敏感で文脈を編む役割。
- 人間中心の大きなデザイン。
- 高度な分業からテクノロジーは全人格化している。万能化。アマチュアには勝てない時代。
- 教育。高齢化ソリューション。
- スローウェブ。コンフォート。
- 水に飛び込む。コツコツ改修。マッシュアップ(違うものをくっつける)
- ブログを書き、リアルへも発信。足跡をオープンに。
- リアル社会の課題解決のためにテクノロジーーとネットワークを買うよう。リアルとウェブを織り交ぜたビジネスモデルが主軸。
- のめり込み、理解し、利用できた者だけが次のステージに進める。理解、習熟、経験。
- 製品・サービストコミュニケーションの組み合わせ。
個人的にも、仕事の面でも、ヒントが多くあった。