2013年のブログが3冊の本になった

ブログ「今日も生涯の一日なり」の2013年分の冊子3冊が届く。
合計で1045ページとなった。昨年の1036Pを超えて過去最高記録。1pは1000字(原稿用紙2.5枚)とすると2612枚換算。単行本1冊を300枚とすると、ほぼ9冊分に相当する量を書いていることになる。毎日7枚。ちなみに本日で連続記録は3482日目。

2004年9月28日--2005年12月31日
                 471P A5判  自費出版 10冊(自分用・親兄弟用)
2006年              513P A5判  自費出版 10冊(自分用・親兄弟用)
2007年              657P A5判  自費出版 10冊(自分用・親兄弟用)
2008年              870P    はてなブック3分冊 1部(自分用)並製
2009年              912P    はてなブック2分冊 1部(自分用)並製
2010年              854P    はてなブック2分冊 1部(自分用)上製本
2011年              881P    はてなブック2分冊 1部(自分用)上製本
2012年              1036P    はてなブック3分冊 1部(自分用)上製本
2013年              1045P はてなブック3分冊 1部(自分用) 上製本

                                  • -

本日は、江戸城無血明け渡し1868年の日。

                                          • -

伊藤潔「台湾--四百年の歴史と展望」(中公新書・1993年)から。

台湾―四百年の歴史と展望 (中公新書)

台湾―四百年の歴史と展望 (中公新書)

1971年ニクソン大統領訪中後に、台湾は国連脱退。1979年台米断交。同年台湾関係法成立。
1988年蒋経国総統・国民党主席死亡。憲法の規定で李登輝副総統が総統に昇格。台湾人で初めて国家元首に。
蒋経国李登輝を後継者と考えてはいなかった。お飾りの副総統だったが、国民党は主席に選出した。

李登輝は1923年生まれ。旧制台北高校、京都帝大、在学中に学徒出陣、台湾大学卒。米国アイオワ大学で修士、コーネル大学で博士。1972年行政院政務委員(国務大臣)、1978年台北市長、1981年台湾省政府主席。1984年副総統、総統就任は65歳。
李登輝は台湾人の絶大な支持と期待を支えに権力を掌握していく。二期目には蒋介石の次男・蒋緯国の副総統就任を強硬に阻む。党、特(情報)、軍、そして連戦を行政院長に起用し政も掌握した。

李登輝民主化改革

  • 党が国家の上位であってはならない。
  • 軍は国家の軍でなければならない
  • 一党独裁であってはならない
  • 実務外交を推進すべきである
  • 中国政府・中共政権と対立してはならない
  • 政治犯の存在は民主国家の恥辱である

1992年の初めての総選挙で李登輝率いる外来政権の国民党は、初めて台湾統治の正当性を得た。

                                                    • -