オーディオブックの福沢諭吉「学問のすすめ」

大学往復の徒歩通勤で聴いているオーディオブックの福沢諭吉学問のすすめ」を聴き終わる。

学問のすゝめ (岩波文庫)

学問のすゝめ (岩波文庫)

この書はもともと中津市学校(1872年・明治4年設立)の学生に向けて書かれた書物である。1880年合本。
はからずも明治の人口3500万の160人に1人が読んだ大ベストセラーとなった。
さすがに福沢は自由闊達で大きい。また聴き直したい。

学問は実学でなければならない。
独立には二つの意味がある。物質的と精神的。
世話には二つの意味がある。保護と指図。

オーディオブックでは印をつけられないので、記録を残すのに不便だ。
しかし、本として読むより、響いてくる感じがある。
オーディブックは、古典や大著に取り組むのにふさわしい。