KDPを使った初の電子本を出版。

キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)というシステムを使って初めての電子本を出版した。

  • 出版にかかる時間は数分。原稿を入れて48時間以内に世界中でkindleストアで購入ができる。
  • 多くの国での販売でき、ロイヤリティ(印税)は最大70%まで自由に設定できる。
  • 価格は自由に決められる。
  • 出版にかかる費用はほぼ無料。kindle及びiPhonenなどでも読むことができる。

ということで、原稿を揃えて試してみた。個人の出版社を持ったということになるのだろうか。

最初の作品は「図解コミュニケーションへの招待」というタイトルで価格は日本円で351円。
「コミュニケーションの要諦は図解にあった!
 図の基本的な描き方から図解思考、文章術、会議術、人生戦略、偉人の人生、合意術まで、 図解コミュニケーションの基本を網羅した入門書の1冊」

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本日は仙台時代のゴルフの師匠の富田さんが上京ということで、仲間の野田先生と昼食会。藤村さんも同席。

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嶋聡「孫正義の参謀」(東洋経済出版社)を読了。

2005年から2014年まで8年間・3000日に及びソフトバンクの社長室長をつとめた参謀からみた孫正義の軌跡を描いた書。
2005年の郵政選挙まで3期9年の議員(新進党民主党)を小泉首相郵政選挙議席を失った後、著者はソフトバンクに入社する。
2005年度の売り上げは1.1兆円、営業利益は623億円(前年は254億円の赤字)だったが、2014年5月の決算発表では、ソフトバンクは売上高6.7兆円、営業利益は1兆円を超えた。日本経済史上ではNTT、トヨタ自動車に次いで3社目だ。
ボーダフォン買収、光の道、自然エネルギー、スプリント買収、、、。

中国古典に精通した戦略眼と松下政経塾出身者の広大なネットワークによる著者のソフトバンクへの貢献が語られる。孫正義という事業家の肉声と素顔が見える書であると同時に、プロジェクトマネジメントの書でもある。

以下、孫正義の言葉から。

  • 時間を買う。
  • 10年以内にNTTドコモさんを抜きます。(2006年5月)
  • 倒れそうだったらどうすれ自転車が倒れないか教えてやる。もっと必死にペダルを漕いで、スピードを出せ。そうすれば倒れない。
  • 携帯電話を使ったインターネットを制するものがインターネットを制する。アジアを制するものが世界を制する。
  • 3%の経済成長路線に乗せれば、2040年の一人当たりGDPは1096万円で、、世界一。
  • これが肝だ。
  • 日本だけで通用する技術をコツコツ作るのは「バカ」のやること。

ソフトバンク内部の反応が気にかかる。

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1月22日。

本日の死去者

  • 新島襄
    • 天を怨みず、人を咎めず。
    • 腹の立ったときに、小言をいうな。
  • 大関・大の里:とにかく朝早く稽古場に出ろ。人に負けけない時間に出ろ。出さえすれば、あとはどうにかなる。
  • ジョンソン大統領:わが国のすべての問題に対する答えは、世界のすべての問題に対する答えは、ただひとつの言葉に帰着する。それは「教育」である
  • 一万田尚登:一鳥二石

本日の誕生者

  • 星野仙一:俺は超二流
  • 中田英寿:偉大な人間は反復の大切さを知り単純作業にも気持ちをこめる。
  • ベーコン:読書は充実した人間をつくり、会話は機転のきく人間をつくり、書くことは正確な人間をつくる。