立川市緑町の国文学研究資料館で開催中の「書物で見る 日本古典文学史」。
平安時代以前の上代から、平安時代の400年間の中古、12世紀末から16世紀の400年の中世、17世紀初頭から19世紀後半までの270年間の近世、明治以降の近代のよく知られている文学作品が200点近く並んでいる。本物に触れたのは初めて。近代の経国美談(YOUNG POLITICIANS OF Thebes)から活字になる。
平治物語のデジタル展示は、合戦に参加する武士の緋縅の鎧の鮮やかさ、庶民の姿が大きな映像で見ることができた。迫力がある。
- 上代:古事記、日本書紀、出雲風土記、懐風藻、万葉集。
- 中古:竹取物語、日本霊異記、古今和歌集、源氏物語、土佐日記、枕草子、今昔物語。
- 中世:平治物語、平家物語、徒然草、方丈記、義経記、蘇我物語、キリシタン文学。
- 近世:芭蕉(奥の細道)、西鶴(好色一代男)、近松(国姓爺合戦)。川柳、上田秋成(雨月物語)。一九、馬琴、一茶、茶山、山陽。
- 近代:経国美談、小説神髄。
このビルには、国立極地研究所、統計数理研究塩、国文学研究資料館が入っている。大学共同利用機関。
日野市の明星大学図書館。明星大学は2014年に開学50周年。
- 明星資料展示室:創設期を伝えるコーナーは良かった。私学教育に志した人々の奮闘の歴史がここにある。
「治人の要導は修己にあり」「徳日に新たなれば万邦これ懐く」、「行の教育」を提唱。
2月2日
本日亡くなった先人
本日生まれた先人
- 張富士夫:小さな改善でも甘くみないで取り組んでいくことで、巨大な生き物を変えて蘇らせることだってできる。
- 鹿島守之助:「どうにかなる」という考えでなく、「どうなるか」を研究し「どうするか」の計画を立てて実行することだ。