BS11「報道ライブ21」-孫正義「まだ何もできていない、、、」

本日からBS11「報道ライブ21--現代ビジネス講座 世界を知る力」が始まった。
メインキャスターは寺島実郎さん。金曜の夜9時にゴールデンタイム。

初回は現代の英雄・ソフトバンク孫正義社長がゲスト。

孫正義

  • アメリカ留学中に読んでいたサイエンスマガジンの表紙のマイクロコンピュタの拡大社写真に感銘を受けて抱いて寝ていた。
  • マイクロコンピュータを応用したポケットコンピュタを創ろう!電子辞書のアプリケーション試作プロジェクト。専門家の大学教授などを集めた。自分は発案して全体を俯瞰する役割。いつもまず全体を考える。
  • アリババ。アメリカの波は日本、そして遅れて中国に波及する。必ずイーコマースの時代が来る。中国は世界最大の市場になるだろう。ここで大きく仕掛けるという大戦略。ジャック・マーがトップのアリババに20億円を投資した。
  • 大きく変化する時代の中で新しいビジネスモデルに挑戦してきた。邪魔になる規制を取り除こうとしてきた。情報時代の主役は、ハード、ソフト、そしてデータに移っていくはずだ。いずれモバイルが主役になる。ニッチではなく、本流のど真ん中、最先端を相手にしてきた。
  • コンピュータは人間を超える。ロボットは人間を超える。人間独特のものは創造性と感情というが、共生ロボットは感情にも影響を与える。生活ロボット。
  • エネルギー。100年単位でみると、化石燃料は無くなってくる。中国、ロシアは簡単ではない。今はインドに興味を持っている。インドは今から8年間で自然エネルギーで100ギガをつくる。それは原発100基分。太陽光は石炭を追い抜く。

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  • まだ何もできていない、ここから100倍にしていきます。

寺島さんは「進化する生命体。時代のニーズの産業的解決者。挑戦者のスタンス。柔らかく、ビッグデータという次のステージ、、」などのキーワードで迫っていく。
寺島さんが相手なので、孫さんも本気で答えているという印象だった。
雑誌や書物で聞く孫正義の見えている広い風景、考えていることの高さなどを感じることができた。
孫正義は「志」の人だ。

来週は映画「風に立つライオン」で話題の長崎大学医学部を擁する長崎大学の片峰茂学長がゲスト。
この番組は民放の報道番組の脅威となると予言しておこう。

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「名言の暦」
命日

誕生

  • 北一輝:日本の魂のドン底から覆(くつが)えして、日本自らの革命に当たろう
  • 金田一春彦:失敗は恐るるに足らない。大切なのはそのあとの処置である。
  • 加藤寛:人生は修業の連続とよく言うが、世の中に無駄な仕事はない。どんな仕事もどんな経験でも必ずそこには自分に役立つ勉強が潜んでいる。だから、ただ働きを惜しんではいけない。