「名言の暦」--5月3日。高橋和己。池波正太郎。中坊公平。

連休の中、無謀にも妻の実家に車で出かけることになった。
やはり、首都高と東北自動車道の渋滞に遭遇したのだが、なんとか乗り切って到着。
近所の温泉で、湯に入り、足のマッサージで疲れをとった。

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名言の暦 5月3日。

命日

  • 伊沢修二1917:万難千苦を嘗め就尽くし、業若し成らずんば、異郷に客死するもうらむべきにあらず。
  • 柳宗悦1961:利休程度の仕事に自分の仕事を止めるわけにはゆかぬ。(柳宗悦の抱く志が高いから、民芸運動を継ぐ人があらわれたのである。)
  • 小宮豊隆1966:
  • 高橋和己1971:思想はある覚悟をもって生きる人間の生活の全体から、ある毒気をもってにじみ出すものである。(思想家とは知識や言説によってできあがるものではない。100万人といえども我行かんとする覚悟が必要条件だ。それはまた全身から発する毒気があるかないかでわかる。)
  • 池波正太郎1990:顔というものは変わりますよ。だいたい若いうちからいい顔というものはない。男の顔をいい顔に変えていくということが、男をみがくということなんだよ。(やはり、ある程度の年齢と社会的地位にある人の人物の高低は顔に出る。「いい顔」いなるには修行が必要だが、与えられる環境だけでなく、自分で修行にふさわしい環境を作り出し続ける気力が重要だ。)
  • 中坊公平2013
    • 私は太陽電池で動いており、妻が私のお日さんなのだ。(いい家庭をつくることは男子一生の事業である)
    • いろいろな仕事の条件や内容を調べて、自分に適合する仕事を探そうとすること自体が、私は違うだろうと思っています。それよりも、いかに自分の能力を上げるか。現場へ行って本質をどのようにして発見できるか。その力を自分のものにする技を磨くことがもっと重要なのですね。(就職は、現場での修行と思え。場所はどこでもいいということだ)

誕生日

  • マキャベリ1469
    • 決断力のない君主は大概みんな中途半端な中立の道を選ぶ。そしてその大方は滅びていく。(決断力とは、自分が深く関与すれば成功する方を選ぶことなのだ)
    • 弱体な国家は常に優柔不断であり。そして決断に手間取ることは、これまた常に有害である。(未来は完全に見通せることはない。あくまでも自分の関与で道を切り拓く覚悟にかかっている)
    • 運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身に委ねる。(半分は自分に委ねられていると思うこと、これが重要だ)
    • 新しい秩序を打ち立てるということくらい、難しい事業はない。(このたびのことは天下の創草なり、と言った源頼朝。天下は天下の天下なり、と言った徳川家康。彼らの行った難事業を思い起こす)
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本日は、憲法記念日