オーディオブック「江戸の怪人たち」(童門冬二)

オーディオブック「江戸の怪人たち」(童門冬二)を読了。

鼠小僧次郎吉など江戸時代に活躍した怪人たち18人が登場。独特なキャラクターとパフォーマンスで世間を騒がせた人々だ。その行動はじつにユニーク。ときの政治を陰で操る権謀術数、喜々とした偽系図づくり、独自の理念を貫く熱烈行動、飄々と雲流のような生きかた、など。摩訶不思議な時空間の大江戸ならではの「怪人列伝」。

その1「義人傑人自由人」の章をオーディオブック化したもの。 歴史の表舞台には出てこない「怪人」達の素顔がわかる。3時間半。

本日の帰りは森鴎外高瀬舟」のオーディオブックも聴き終った。耳で名作を聴くのは心理的抵抗感もなくとてもいい。歩くことと相性がいい。次は何にしようか。

夜。

  • 21時からBS朝日「昭和偉人伝」:佐藤栄作。沖縄を復帰させる宰相。知られざる返還の真相。最長期政権の秘密、、。(佐藤栄作の初めて知るエピソードもあった。沖縄返還の努力は「佐藤栄作日記」でも読んだ。人間・佐藤栄作の実像を垣間見ることができてよかった)
  • 22時から「歴史秘話ヒストリア」:開創1200年・高野山。天空の聖地の不思議。心に響く空海の名言。国宝の秘密。(高野山の訪問を考えたい)
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名言の暦  5月13日

命日

  • 武田信玄1573:人は城、人は生垣、人は掘、なさけは味方、あだは敵なり。
  • 松平定信1829:予を殺そうとも、妻子を殺そうとも、天下の災を止めたまえ。
  • 田山花袋1930:書物よりも、生きた人間から受けた影響の方が、ずっと大きい。
  • ゲーリー・クーパー1961:ぼくは、いかに演技すべきかということを知らない。ぼくにできることは、いかに熱演しないかということだけだ

誕生日

  • 芹沢けい介1895:どんどん染物を染めていって、自分というものなどは、品物のかげにかくれてしまうような仕事をしたい。
  • 笠智衆1904:僕の演技の基本は“自然”です。
  • 円谷幸吉1940:自己を裏切れば、その結果が成績として現われる。正しい生活、正しい精神、正しいトレーニングにより、実力が発揮される。