寺島実郎「戦後70年の日本−戦後日本とは何だったのか?」

先週のリレー講座を聞くことができなかったので、自宅でDVDでみる。
寺島実郎「戦後70年の日本−戦後日本とは何だったのか?」

  • 世界中が独立するか注目:スコットランド(国権の下放と上放)・カタルーニア・沖縄。
  • 沖縄の翁長知事「アジアと日本の架け橋に」。
  • AIIB(アジアインフラ投資銀行)。英国の動きとネットワークがの力。ユニオンジャックの矢の威力。鉄道・道路などのインフラ整備でファイナンスが必要。陸のシルクロード構想でロシアは警戒。
  • ギリシャ問題:弱者の恫喝。5月末に24億ユーロ(公務員給与・年金支払い)。7月に100ユーロ(欧州中央銀行への返却)期限。デフォルトで何が起こるのか。失業率25%、。ドイツ語ブーム。預金の流出が続く。高金利で新規事業はできない。自暴自棄。EU官僚はギリシャで内でおさめるシミュレーション。ナチの侵入の3千億ユーロの請求。、、。
  • シンガポール5.7万ドル。香港4.0万ドル。日本3.7万ドル。日本はアジア4位、世界27位に転落。

2015年夏。

  • 敗戦の総括:アメリカの物量に負けたという認識。実際は米中の連携に敗れた。経済で復興。アメリカと戦ったことへの反省と残残念さ。アジアがみえない。
  • 日本の戦後復興は運がよかった。共産中国の成立でアメリカは日本を応援することになったという僥倖。東京裁判でインドのパール判事が日本無罪論を展開。1952年に単独講和。1959年のバンドン会議に招待してくれた。ネール首相。チャンドラボースを忘れるな。アジア人民解放を掲げたインパール作戦インド国民軍3万人を率いて参戦。高円寺に墓。インドの目線。アジアからのそこはかと内視戦。
  • 冷戦終了後25年。いまだ冷戦型の思考。日米同盟の強化。アメリカを通じてしか世界を見なくなっている日本。中国の台頭、ロシアの復活、、世界潮流の変化。構想力の欠如。創造的な関わり方、これがカギ。
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名言の暦  5月31日

命日

  • 蔦屋重三郎1797:「写楽」よ、余計なことを考えずに、てめえのために描くんだ、てめえのために。
  • 木村伊兵衛1974:その場の空気に自分が溶け込めば、二、三秒前に来るのがわかるんですよ。その二、三秒のあいだに絞りと、シャッタースピード、距離なんかを合わせておくんです。それで撮るんですよ。
  • 三隅二不二2002:

誕生日

  • ホイットマン1819:まず自分自身のあいだから、その最良の見本を提供することが必要である。そして一人でも二人でもそういう見本を提供することによって、集団全体が千年も輝くものとなるのだ。
  • 土方歳三1835:皆、自分の道をゆこう。
  • 斉藤隆夫1948
    • 一本の蝋燭たれ。
    • 政府の独断専行に依って、決したいからして、白紙の委任状に盲判を捺してもらいたい。これよりほかに、この法案すべてを通じて、なんら意味はないのである。
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