インターゼミ夏合宿イン箱根。

町田で乗り換えてロマンスカーで箱根湯本へ到着。バートル先生と一緒になる。
水明荘で先に到着した先生たちと懇談。
13時からインターゼミ夏季合宿を開始する。冒頭に私から短い挨拶。
最初のプログラムは教員によるミニ発表。

  • 最初は文化人類学の田中先生。観光人類学、ビジネス人類学。比較。未開地から都市と組織へ。フィールドワークとエスノグラフィー。観光は文化が創造される場、他者との出会いが集団的アイデンティティーに変換。ダークツーリズム。中国広東省。華僑、アフリカ人。
  • 次は河野先生。成果を出せる組織と人材。イノベーションマーケティング。日本は20年間の停滞。新しい価値の創造ができない。競争優位の消滅。ビジネスモデルの差別化。共通言語がない。ビジネスモデルキャンバス。14の活用法、世界共通。イノベーションのマネジメントはリーダーシップの問題だ。イノベーターの3分の1は天性、3分の2は学習。関連付け、思考力。ネットワーク。質問力。観察力。実験力。日本は技術はあるが顧客の欲しいものが作れない。深い人間理解が不足。
  • 3番目は柏原先生。ベネッセのもう一つの側面。よく生きる。福武哲彦は大原孫三郎を尊敬。経験と憧れ。経営推進室と言う衰退の始まり。

学生による中間発表。
1:地域再生の成功の方程式。本当に自分がいきたいと思うか。突き動かすものは何か。

2:サービスエンタテイメント班。しゃぶしゃぶはモンゴル料理。ジンギスカン料理の発明。日本食とは何か。国際化できるものは何か。とんかつ、カレーライス、ラーメン、すき焼き、天ぷら。若者らしい感性のレポートに。

3:多摩学班:ニュータウン再生に向けたccrcの可能性と提案。高学歴、男子、クレーマー。都心回帰の流れの理由は何か。fact findingが大事。

4:アジア班。琉球国と東アジア交流。琉球史から沖縄の経済的自立を考える。我々はヤマトンチュー。同情でも憐憫でもなく。上から目線でもなく謙虚に。翁長知事のスコットランド訪問。ユニオンジャックの紺はスコットランド。新たな展開がある。

6時から夕食会。

7時半から2次会。大学院の伊藤さんと話し込む。伊藤さんは銀行マン。
3次会は教員たちと。バートル先生、奥山先生、柏原先生と熱心に話し込む。とうとう1時近くになってしまった。