研究室
- 春学期中の仕事を片付ける。
- 総務の金井さんの稟議書に押印
ラウンジ
- 杉本さん:9月の戦略会議(FD)の仕込み
- 奥山先生:公務員試験受験状況、生涯学習対応、入試関係、、。
1階のAOの試験本部を覗く。
- 森島入試課長、添田さんからAO1期の状況を聞く。
- キャリアの北山さんから、ゼミ生の就活状況の情報をいただく。
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8月5日の日経新聞に竹内洋先生の「文理のあり方」についてのインタビューが載っていた。
京大の藤原先生の紹介で竹内先生とは京大でのシンポでお会いしているし、「教養主義の没落」「革新幻想の戦後史」などご著書は多数読んでいる。
文部省からの国立大学に対する人文社会科学系学部・大学院の廃止を含む見直しに関するご意見だ。私立大学の文系学部の存立議論にも関わるので興味深く読んだ。
- 明治維新時の1879年に伊藤博文が「教育議」で学問は実用が大切で、科学技術に専念すべきと主張。近代化が急務だったからだ。現代もグローバル化で国々の競争が激しくなっている、という背景がある。
- 現在の社会の中枢には大学のレジャーランド化した時期の世代が多く、その時代の浮世離れした授業のイメージがある。特に文系。
- 長い目で必要というだけでなく、いますぐ必要と言うべき。社会の進歩には健全な批評や洞察のための『知』が欠かせない。
- 福田恒存の『教養とは、節度である』というように、教養とは身を修め、自己を抑制しながら議論するためのもので、政治家もビジネスエリートも、市井の人も必要。
- 最近は、批評知が弱くなった。日本の文系学部はざまざまな視点で物事をみる力を育てるようになっている。
- 大学は会議と申請書類の多さで疲弊している。社会主義計画経済のようになるという不安がある。
- きちんとした検証もないまま、改革ばかりやっている。
- 文系学部にはあまり金がかからない。
- レジャーランド時代とは違い、大学の現場には工夫をする教員も多い。経済界と大学側が互いによく知ることが大切だ。