池澤夏樹監修の「日本文学全集」を毎月購入している。毎月新しい巻が送られてくるという趣向なので、数年にわたって読み続けることができるかもしれない、という期待があるが、さてどうなるかな。
9月刊行の第8巻は、日本霊異記、今昔物語、宇治拾遺物語、発心集の4つが収録されている。
本日、「宇治拾遺物語」を読了した。
日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08)
- 作者: 伊藤比呂美,福永武彦,町田康
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 単行本
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この宇治大納言物語に、後に時代の新しい物語と漏れた物語を加えたところから、拾遺物語となった。
最高にいい女だった和泉式部の物語から始まり、伴大納言、藤大納言、鼻が長いお坊さん、小野篁、家綱、三条中納言、最後は孔子が悪事を働く男にやり込められる物語で終わっている。
現代語への翻訳は町田康。町田は小説家、詩人、ミュージシャン。芥川賞作家でもある。
ぐちゃぐちゃ、チューター、キャリーオーバー、マジ、ロジという概念、ゲイン、熱狂のライブ、バーベキュー、アホ、気持ちわるっ、ホールド感、デザイン、、、など現代語に訳すのに若者向けの工夫がみられるが、少しやり過ぎの感も。
まあ、楽しんで詠んだが、エロ、グロ、ナンセンスの物語の連続であり、教訓はあまりない。
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会員になった「コンティ多摩センター」まで自宅から歩いて往復。1万歩。
この施設は新しいタイプのファシリティとして最近オープンした会員制の複合施設。
http://www.conti.jp/
スポーツジム、ヨガ・ダンススタジオ、音楽スタジオ、アートスタジオ、カルチャースクール、セミナールーム、クッキングスタジオ、ダイニングルーム、会議室、イベントスペース、カフェ、ラウンジ、ビジネスセンター、、などが入っている。
日本初の実験施設なので、どういうものになるのか、どう使うかは、未知数。
「名言の暦」10月4日
命日
生誕