1941年12月8日は、日本軍によるハワイの真珠湾攻撃の日

1941年12月8日は、日本軍によるハワイの真珠湾攻撃の日。
2006年3月にハワイ旅行中に、この攻撃で沈んだアリゾナ号記念館を訪問したことがある。
http://www.geocities.jp/kozurevacation/05arizona.html
以下、その時のブログから。

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まず美しく整った庭園と噴水のある中庭を囲むように建てられたアリゾナ記念館見学センターを観る。
戦艦アリゾナは1941年12月7日の日本軍の真珠湾奇襲攻撃で沈んでいる。
オーディオサービスがあり、日本語で館内の掲示物の解説をしてくれる。

アリゾナ号模型、攻撃模様などがあるが、この真珠湾攻撃の指揮をとった山本五十六大将と攻撃隊の南雲忠一中将の写真が貼ってあった。ハーバードで学びワシントン駐在経験がある山本はアメリカ人とその戦い方を熟知しており、工業力の底力もし知っていたとある。そして山本は当初は日米開戦に反対であったが、陸軍に牛耳られていた政府の圧力に抗しきれずに、遂に真珠湾奇襲作戦の強力な指導者となったと買った解説書にも書いてあった。山本五十六大将にはやや同情的な書き方だった。

真珠湾攻撃の様子をまとめた映画を観た後、桟橋から船に乗り込み、アリゾナ記念館に向かう。アメリカ人がほとんどで日本人はいない。戦艦アリゾナの沈没した艦体の上にまたがったデザインであ建物に移る。
中央が下がっており、両端があがっている。中央は敗北による気力の喪失、両端は勝利による気力の上昇を示している。アリゾナの遺体の回収はあまりにも大きな危険が伴ったため断念され、艦体の引き上げ作業も中止となり、1177名の乗組員のうち1102名は未だに艦内にある。そのため真珠湾攻撃で命を奪われた全将兵を弔う記念碑となった。

中央部分からはアリゾナ号の砲台跡が海面に出ている姿を見ることができる。エントランスの反対側には戦没者の全氏名が掲載されたプレートをみることができる。

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古市健寿「誰も戦争を教えられない」(講談社+αs文庫)を読了。

世界と日本の戦争博物館を旅して考えたことを記した本。
2011年のアリゾナ記念館からこの旅は始まる。

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夜は、弟と湘南台の焼き鳥屋で一杯。一杯ではなく、相当飲んだなあ。

「名言の暦」12月8日
命日

生誕

  • ホラチウス-65:絵画は言葉を持たぬ詩である。
  • 中江兆民1847:剣をふるって風を斬れば、剣がいかに鋭くても、ふうわりとした風はどうにもならない。私たちは風になろうではありませんか。
  • シベリウス1865:評論家なんて、言おうと気にしないことだ。これまで評論家の銅像があったかね。
  • 徳富蘆花1868:人間は書物のみでは悪魔に、労働のみでは獣になる。