文藝春秋12月号。
「大逆転の人生劇場」を興味深く読んだ。
今日の盛名からは想像できない失敗、挫折、苦悩など、どん底から甦った人々の姿に感銘を受ける。
- 父の死が心臓外科医人生を変えた・天野篤。
- 中国コーチ就任で受けたバッシング・井村雅代。
- 私は入学試験に二度落ちた・外山滋比古。
- 悪ガキだった僕を変えた植村直己の本・野口健。
- 大蔵省スキャンダルからの再チャレンジ・中島義雄。
- 役者の枠を広げた「坂の上の雲」の大役・藤本隆宏。
本日が命日の幕末の勤王僧・月照ではないが、「人間いたるところ青山あり」、だ。
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体感時間と体感寿命。
未経験の物事を増やすことで子どもの頃と同じように体感時間が延びる。
知らない土地を旅する。新しい習い事を始める。違う世界の人と会う。
フィールドワーク。インターネット世界への旅。読書世界の拡大、、、。
未体験。未知。不安。冒険。探検。
「私は、知りたいと思っていることを書いている。だから、書き終えて始めて、わかった、と思えるんですね」
本
「名言との対話」11月16日。月照。
「男子、志を立てて郷関を出ず、学もし成らずんば死すとも帰らず、骨を埋ずむるに、あにただ墳墓の地のみならんや。人間いたるところ青山あり。」
月照(げっしょう、文化10年(1813年)- 安政5年11月16日(1858年12月20日))は、幕末期の尊皇攘夷派の僧侶。西郷隆盛と親交があり、西郷隆盛が尊敬する島津斉彬が急死したとき、殉死しようとする西郷に対し止めるように諭している。安政の大獄で追われる身となり、西郷と共に錦江湾に入水した。「眉目清秀、威容端厳にして、風采自ずから人の敬信を惹く」と伝えられている。享年46。
「大君の ためにはなにか 惜しからむ 薩摩の瀬戸に 身は沈むとも」
15歳で出家するときに、残した言葉である。この気迫が西郷隆盛に乗り移ったかのように、西郷は明治維新を担っていく。志を立て、精進しすれば、どこで死んでもいい。人間は、「にんげん」とは読まず、「じんかん」と読むほうが味が出る。じんかんとは人の住む世界を指す。人間世界、人間界は広い。故郷ににとどまらず、広い世界に出よ。
「副学長日誌・志塾の風161116」
- 人事委員会:9時半。教員採用案件。採用中期の策定について。
- 学部運営委員会。10時40分から12時半。多摩祭3500人。入試は昨対+30ほどで推移。就職は昨年並みで推移。
- プレゼミ:13時から。多摩祭の総括:一人10件の改善提案。
- ラウンジ:金、趙、樋口、飯田の各先生と多摩祭談義。
- ゼミ4年生
- 理事長報告:15時15分から。多摩祭。入試と就職。人事。