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リレー講座:真壁昭夫信州大学教授「世界経済と金融市場の動向」。トランプショック、、、。

 帰宅途中で歩きながら、オーディブル。

阿刀田高「聴く歴史。ギリシャ神話を知っていますか?」を1.25倍速で聞く。

「聖書と並ぶ古典中の古典、ギリシア神話は、世界の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている。本書では、多彩豊富な物語の膨大な枝葉を巧みに整理し、著名なエピソードを取りあげてわかりやすく解説する。エロス、オイディプス、パンドラ、アンドロメダ……神話中のヒーローとヒロインの運命を、作家的想像力で興味深く語ったこの一冊で、あなたはもう“ギリシア神話通"。」

ギリシャ神話の成り立ちがよくわかった。連綿と因果が続く神々の物語。

 

 

「名言との対話」11月17日。二宮尊徳

「キュウリを植えればキュウリと別のものが収穫できると思うな。人は自分の植えたものを収穫するのである。」

二宮尊徳(1787年9月4日-1856年11月17日)は、相模国足柄(神奈川県小田原市)の豊かな農家に生まれたが、父母を亡くし親戚に預けられるが24歳で一家を再興。その後、小田原藩家老服部家の家政を再建。藩主大久保忠真から命じられた分家宇津家の桜町領(栃木県二宮町)の財政再建では、開墾と水利事業を行い税収を倍増させる。その評判を聞いた600以上の大名旗本家の財政再建と農村の復興事業を推進した。尊徳の唱えた「勤倹・分度・推譲」の思想は戦前の日本の模範、倫理観となった。江戸幕府は日光神領89村の復興を命じ、尊徳は「復興開発方法論」を書く。今市市に報徳役所を設ける。その途上1856年に70歳で客死する。

尊徳を祭った神社にある尊徳の墓の隣に、尊徳の遺言が記された石碑がある。我が死応に近きあらん 我を葬るに分を超ゆること勿れ 墓を建つること勿れ 碑を建つること勿れ 只土を盛り上げその傍らに松か杉を一本植え置けばそれにて可なり 必ず我が言に違ふ勿れ。ところが、世話になったこの土地の人々や弟子は、そうはいかなかったらしい。すぐさま墓を建て、そしてこの地に神社まで建ててしまった。この地においても業績をあげ尊敬されたのである。

「大事をなさんと思わば小なること怠らず勤むべし。小積もりて大となればなり」

「貧となり富となる。偶然にあらず、富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。節約なる処と勉強する所に集まるなり。」

私が以前訪れた新渡戸稲造の記念館で、武士道は神道仏教儒教の混合体である、とした資料があり目が覚める思いをした。日本人は神道からは忍耐心、仏教からは慈悲心、儒教からは道徳心を学んだという説明だった。後に二宮尊徳の「神道ひと匙、儒仏半匙づつ」という言葉を知って、更に腑に落ちたことがある。

自分は何の種を植えようとしているのか。植えたものしか実らないのは当たり前だ。節約、分度、勉強。自分でで自分を育てよ、それが尊徳の教えである。

 

「副学長日誌・志塾の風161117」

  • 近藤書と打ち合わせ
  • 水谷IR室長:IR関係報告を受ける。興味深いSGSとSMISとの比較。
  • 事務局との定例ミーティング:多摩祭。来年度予算編成方針。、、、、
  • 杉田事業構想学科長:学科振り分け。
  • 飯田先生

リレー講座:真壁昭夫先生(信州大学教授)「世界経済と金融市場の動向」。

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  • 11月8日の夜。トランプ優勢で不確実性が増し、「全部売れ」。東京マーケットしか開いていない。一日1000円暴落。19日朝にはよく考えたら景気にプラスで「買い戻せ」。一日1000円の暴騰。機械・素材などオールドエコノミーと金融がよくなる可能性。
  • トランプの政策:公共投資で10年1兆ドル。減税(法人を15%に。個人最高を33%に)。規制緩和(過度の規制を緩和)。保護主義(NAFTA見直し)。財源はないので国債を発行する。金利上昇。
  • アメリカ:株はそろそろ下がる。欧州:よくない。移民、治安。銀行が悪い。ドイツ銀行11月31日減産か。12月4日イタリアの憲法改正投票。12月5日オーストアリア大統領選。2017年には主要国で選挙、オランダ・フランス・ドイツ、3連敗ならEU崩壊か。中国:人口ボーナスがなくなり2009年に曲がり角を曲がった。エンジンだった輸出と投資が不振。借金が多い。戸籍問題で社会保障に未登録者が数億人。社会的不安材料。中東:原油が下がり治安が悪くなり爆発。
  • 日本:心配はあまりない。7-9月の+2.2%成長は棚ぼた(アジア向けスマホ半導体、部品、メモリーの増加)。2014年3月31日がピーク。その後は横ばい。安倍政権は3次補正も視野に入っている。日銀の金融緩和政策は限界。物価はマイナス0.5%。どこかでインフレになるはず。個人の金融資産のタンス預金(現金)は78兆円、これをどうしたらよいか(16日の読売)。
  • イノベーションが必要。バブル崩壊以降新商品が出ていない。人口減少に入ったがイノベーションがあれば経済は拡大する。
  • アメリカ:トランプ大統領しだいだ。12月13日金利を+0.25%。2017年は2度から3度の金利アップになる。完全雇用状態であり、需要が伸びれば物価が上昇。日本も景気がよくなるか。