「名言との対話」12月21日。北王路魯山人。
「持ち味を生かせ」
北大路魯山人(1883年(明治16年)3月23日 - 1959年(昭和34年)12月21日)は、日本の芸術家。晩年まで、篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家などの様々な顔を持っていた。
天下を制覇した赤坂の星岡茶寮の料理人募集広告が魯山人の志の大きさを語ってる。この星岡茶寮は、日本の貴人・2000人以上が会員となっていたという伝説の料理屋である。当時は「星岡の会員に非ざれば日本の名士に非ず」と言われた。
「今に諸外国の人間が日本に来ることは、日本の刺身が食いたいためである、と言われるまでに至るであろうことが想像される」と1960年段階で書いている。日本食が注目され、世界遺産となった時代を予言していたのだ。
「身銭を切って食ってみること。本気でそれを繰り返してこそ、初めて味が身につき、おのずとわかって、真から得心がいくのである。」
魯山人には全生活を美に染めた千利休と同様の嗜好を感じる。料理は芸術であり、魯山人は芸術家として一つのジャンルを極めていった。芸術の革新者だった。この日本料理の世界伝播を予言した天下一の料理人・魯山人の料理の神髄は「持ち味を生かせ」だった。日本料理では様々の旬の食材を使う。食材一つ一つの個性を大事にしながら、総体としての料理を見事に仕上げる。それが料理人の醍醐味であるという。人の世も同じだ。それぞれの持ち味を生かすことが重要だ。
「副学長日誌・志塾の風161221」
多摩キャンパス
- 9時:センター入試説明会
- 10時:人事委員会:教員採用
- 10時15分:学部運営委員会:教授会前の打ち合わせ
- 10時40分から12時20分:教授会:次期学部長の推薦(杉田先生)。私立大学改革総合の結果報告。全学人事の発表(副学長、志入試センター長、研究開発機構長、経営情報学長、グローバルスタディーズ学部長)。、、、。
- 杉本係長:大学戦略会議「国際交流」のまとめ。
九段の文庫カフェ・サテライト
- 15時:JAL経営企画の栢沼さんと安田学部長と講座の相談。
- 15時45分:安田学部長にホテル講座の提案。
- 16時:寺島学長に教員採用案件の報告。サンデー毎日。
- 16時15分:宮城大久恒ゼミOBの高橋君と会う。築地問題。
- 寺島文庫の山下さん:仙台の友人・富田さんを紹介。
新宿ヒルトンホテル
- 18時15分から21時まで:新宿ヒルトンホテルでPURI君。バーで語らった後、地下のインド料理・アショカで食事。20年以上のご無沙汰。互いにインドのデリー空港で知り合った仲。元々は日本航空の旅客担当で、日本人の女性と結婚している貿易会社の社長、日本在住。インド旅行で一一緒に会った九州の母に電話して喜んでもらう。もっと会うことに。隣の席のインド人エンジニア(東京エレクトン)とも仲良くなる。本場インドのカレーを久しぶりに堪能。