神保町の古書会館で「戦後70年 中井英夫 西荻窪の青春展」を見る。
尾崎左永子の講演を聞く。1927年生まれの88歳。
「中井英夫、中城ふみ子、寺山修司、青の会、馬場晶子、、、」
- 歌人、随筆家。歌誌「星座」主筆。
- 『佐太郎秀歌私見』で第6回日本歌人クラブ大賞受賞。2016年、『薔薇断章』で第31回詩歌文学館賞短歌部門受賞。1985年『源氏の恋文』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
中井英夫(1922年-1993年)。
- 3歳から日記。大学ノートは100冊に近い。
- 学徒動員で市ヶ谷の参謀本部に配属。戦争や軍隊への憎悪を日記「彼方より」に書く。
- 東大文学部言語学科に復学するが中退。日本短歌社に入社。
- 中城ふみ子「乳房喪失」、寺山修司「チェホフ祭」を、デビューさせる。
- 「虚無への供物」は戦後推理小説ベストテン(埴谷雄高)。
- 「小説は天帝に捧げる果物、一行でも腐っていてはならない」(1993.6.10。メモ)
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夜は、DVD『クリード チャンプを継ぐ男』を愉しむ。
アポロの息子をロッキーがセコンドとしてチャンピオンに挑む物語。
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「名言との対話」4月24日。三浦按針。
- 「私は世界の海図を王に示し、マゼラン海峡を経て来たと答えた」
- イングランド(現イギリス)出身の航海士。 1600年にリーフデ号で日本の豊後(大分)臼杵に漂着した。外交顧問を役割とする旗本として徳川家康に仕え、「三浦按針」名を与えられた。姓の「三浦」は領地のある三浦半島に由来し、名の「按針」には水先案内人としての意味が含まれている。天文官として赴任した平戸で4月24日に55歳で没。
- 戦国大名、虎長(家康・三船敏郎)との絆を強めながら動乱の世を生き抜いていく姿を描いた話題作映画「SHOGUMN」の主人公・「青い目の侍」ウイリアム・アダムズこと三浦按針は、リチャード・チェンバレンが演じた。
- 外国人領主・按針が治めていた横須賀・速見には按針をしのぶ按針塚がある。按針新聞も発行されており、ゆかりの4市、大分県臼杵市、静岡県伊東市(日本初の洋式帆船を建造した地。按針祭)、横須賀市、長崎県平戸市(按針忌)持ち回りの「ANJINサミット」も開催されている。
- スペインとのアルマダ海戦も経験している数奇な人生を送る按針が家康に海路を説明した時のこの言葉で、家康は世界をみる新しい目を手に入れた。