岡山で行政マン研修講師。夜は知研岡山例会。

前日夜に岡山に到着。
ホテルグランヴィア岡山に宿泊。

行政マンに関する研修を引き受けた。受講者は30名近く。
朝9時から17時までのハードスケジュール。

昼休みにはポケモンgo!で研修会場の近くを回ってみた。
意外な施設や小さな神社もありなかなか面白かった。
途中で同じ場所で出会ったおじさんがいろいろ話しかけてきたのも愉快。

ホテルに戻って一休みした後、国際交流会館で行われた知的生産の技術研究会岡山の例会に飛び入り参加。
ここでは、ビブリオバトル風 私の推薦する本という企画が行われた。

聖武天皇紫香楽宮
生命の暗号。
漢字あそび。
新国立劇場問題の真実。
戦略は歴史から学ぶ。
天才。
国民所得を80万円を増やす経済学。
移民不要論。

以上8つの本が紹介された。その後の投票で最も支持を得たのは、辻川さんが推薦した石原慎太郎の天才だった。

二次会は飲み屋で20人ほどが集まって盛会。

その後は3次会となり、伊藤会長、白島さんら数人でスナックで楽しんだ。久しぶりに午前様になった。

岡山の仲間との大変楽しい時間を過ごした。

「名言との対話」7月25日。公文公

  • 「悪いのはこどもではない」
    • 公文公(1914-1995年)は高知の土佐中学、高知高校を経て、大阪帝国大学理学部数学科の第1期生となった。卒業後、郷里高知の高校の数学の教師となる息子の毅に夕食前に自分でつくった数学の教材を小学2年生から解かせ、帰宅後採点し、翌日の問題をつ来るという作業を毎日実行する。6年生では高校の微分積分を終了してしまう。この教材を近所に分けたのが、公文式の始まりだ。55歳まで33年間の教師生活を送るのだが、1952年には禎子夫人の実家のある大阪の高校に移る。創業は1958年で、44歳の時である。公文式教育研究所となった。
    • 「足に靴を合わせる教育。生ものの本が読めるように。1人の人間にできることは、ほかの人間にもできうはずだ。自習する習慣悪いのは子どもではない。やってみとう。やってみなければわからない。ちょうどの学習。ちょうどの追求。もっと速く、もっと高く。こんなものだはいつもなく、もっといいものはいちもある。生徒から学ぶ公文式をよく知るということは、子どもをよく知ること。粗雑な教材か能力に応じた教材か?学力はスピードで計れる。「気づかせる」教材。女性的教材より男性的教材。
    • 大阪の公文公記念館では、日本人は135万人、アジア、米州を始め世界で460万人の子供たちが公文式で学んでいる地図は圧巻の迫力で迫ってくる。今では数学、国語、英語、そしてフランス語やドイツ語にも教材が開発されている。
    • 「十で神童、十五で天才、二十過ぎればただの人」とは人口に膾炙した言葉だが、それは教育の失費だと公文は言う。その原因は、教材の問題であり、指導法の間違いであり、指導者の責任である。子供自身の能力のせいにせずに、方法論に徹底的に着目したところが、公文式が教育界を席巻したポイントだろう。