午後、築地本願寺で開催された日本未来学会公開シンポジウム「こころの未来形」に出席。
人間と人工知能は、宗教の社会的役割を追う。
21世紀における宗教の社会的役割。
- 稲場圭信(阪大大学院人間科学研究科教授)「21世紀の共生学」
人間と人工知能は理解しあえるか?
- 高橋透(早大文化構想学部教授)
- 他者(人間同士−動物、機械)。シンギュラリティ(2045年。AIが人間を超える)。プレシンギュラリティ段階(AIによるマッチング:広い対象・高精度。主体性の弱体化。共生:相互に学び合う)。映画「her/世界でひとつの彼女)。ロボット:感情+言語・倫理・常識を搭載。
- 山本弘(SF作家)
- SFは未来の予見はしない、未来について考えるヒントを提供。
パネル討論
ETER(死後も投稿を続けるサイト)。プロジェクト・エーリュシオン(故人との対話)。ポケモンGO:お寺はリアルとバーxチャルとの融合空間)。
- 市原えつこ(アーチスト)
- 弔いというテーマ。49日間共生生活を送るペッパー。宗教の機能の一部をテクノロジーで代替。精度アップ(モーション、生活習慣、SNS分析)。10万。
- 佐野ハナ(一般社団法人お寺の未来)
- パネル:補完と代替。縁。手を動かすことで脳が発達。多元主義。デジタルシャーマン。お互い様の精神、つながるご縁。
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日本人の宗教的寛容とAI。スタートレックのデータというモデル。ホームページにすべてを収納。永遠に生きる仕組み。SFへの接近(ロボット市民。ジョーという名のロジック。、、、)。アイの物語(山本弘)。
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終了後、築地の「すしざんまい」で橘川さんと食事。
- 中国。手帳。政治家ロングインタビュー。教育動画。ペッパーアプリ。すべてが教育産業。トレンドウオッチング(予測番組へ)。青春記。名言アプリ。石花の聖地。多摩川。コンテンツ協。
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「名言との対話」9月26日。三木清。
- 「人生においては何事も偶然である。しかしまた人生においては何事も必然である。このような人生を我々は運命と称している。」
- 大正-昭和時代前期の哲学者。明治30年1月5日生まれ。西田幾多郎(きたろう),ハイデッガーらに師事。昭和2年法大教授となり,唯物史観の立場から哲学を論じて論壇にむかえられた。5年治安維持法違反で検挙,20年再検挙される。昭和20年9月26日獄死。49歳。兵庫県出身。京都帝大卒。著作に「パスカルに於(お)ける人間の研究」「唯物史観と現代の意識」「人生論ノート」など。
- 「習慣を自由なしに得るものは、人生生において多くのことをなしえる。習慣は技術的なものであるゆえに、自由にすることが出来る。」
- 「人は軽蔑されたとかんじる時によく怒る。だから自信のある者はあまり怒らない。」
- 「希望に生きる者は、常に若い。」
- 「一つの所に停まり、一つの物の中に深く入ってゆくことなしに、如何にして真に 物を知ることができるであろうか。」
- 哲学者・三木清は名言の宝庫だ。偶然は必然であり、それを運命というとはうならされる。偶然に深入りしていくと、それはいつか必然だったと感じることになる。そうやって偶然を積み重ねていくと、みずからの運命を自覚する。それが人生の妙味だろう。