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成毛眞『本棚にもルールがある』(ダイヤモンド社)

 

成毛眞『本棚にもルールがある』(ダイヤモンド社)を読了。

 

 

 日本マイクロソフトの社長などを歴任した著者は、2011年にノンフィクションの書評サイト「HONZ」を開設していりる。「本は10冊同時に読め!」など読書の関する著作も多い。

年間100冊を読んでいた著者は、「HONZ」開設以降は、200冊以上になった。ベストセラーではなく、「他の人が読まない面白い本」を物色する。

この本は本棚に着目している。3つの本棚が必要で、新鮮な本棚(常時動いている。週一で入れ替え)、メインの本棚(「サイエンス・歴史・経済が最低必要)、タワーの本棚(事典・辞書、年表、地図、図鑑、名言集)だ。著者のメインの歴史は、「西洋近代史」と「江戸時代」とジャンルを絞っている。

以下、参考。いくつかの本を注文。

-ブロガーには「日本語の正しい表記と用語の辞典」(講談社)。「現古語辞典」(河出書房新社)が役に立つ。

-苦手な分野は児童書がいい。岩波ジュニア新書、ちくまプリマー新書

-紀伊國屋書店のウェブストアで新刊をチェック。

-読書サイト「読書メーター」「ブクログ」。

-キュレーター:サイエンス書評は森山和道松岡正剛

-「方法序説」(岩波文庫)。「測って描く旅」(彰国社)。「こんなにちがう中国各省気質」(草思社)。「偉人は死ぬのも楽じゃない」。「理科年表」(丸善出版)。「3年後に必ず差が出る 20代から知っておきたい経理の教科書」(翔泳社)。「君は一流の刑事(デカ)になれ」(東京法令)。「コンテナ物語」(日経BP社)。

-SEO:ロボット検索。『書名』。スマートフォン対応のブログ。

-「藤本義一の書斎」(兵庫県芦屋市)。

 

「副学長日誌・志塾の風170201」

  • 人事委員会:非常勤講師。来年度委員。来年度以降の給与方針。
  • 居残りの先生達と懇談
  • 学部運営委員会:
  • 金先生:全学教学マネジメント会議
  • 入試本部
  • 飯田先生:読書活性化
  • バートル先生:内モンゴル師範大学の宝力朝魯先生を紹介される。
  • 高野課長:「志」小論文コンテストのデザイン。
  • 下井先生:共同研究費の公募のテーマについて。

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「名言との対話」2月1日。石橋正二郎「時の短縮は、私の信条である。もし他人の三分の一の時間で仕事をすれば、結局三倍の仕事ができるわけだ。だから一生涯の活動時間を、かりに四十年とすれば、百二十年分の仕事量となる勘定になる。

石橋 正二郎(いしばし しょうじろう、1889年明治22年)2月1日 - 1976年昭和51年)9月11日)は、日本実業家ブリヂストンタイヤ(現・ブリヂストン)の創業者であり、1966年(昭和41年)8月1日日産自動車と合併したプリンス自動車工業の育ての親(出資者)でもある。

石橋正二郎(1889-1976年)は、家業の仕立物屋から出発。足袋の底にゴムを貼りつけた地下足袋で成功。その後、自動車時代を見据え、ゴムの生産技術を生かした国産タイヤに進出。今日のブリジストンの創業者である。また石橋は鳩山一郎の後援者としても知られている。そしてもう一つをの顔が美術コレクターである。
収集した美術品を展示するため、京橋のブリヂストンビル内に開館した。石橋正二郎は昭和のはじめ頃から日本の近代絵画の収集を始め、西洋美術の収集に本格的に乗り出したのは第二次大戦後である。石橋は、戦前にすでに日本にもたらされていた西洋美術のコレクションを、戦後まとまった形で入手し、1952年の美術館開館までのわずか数年間に日本有数の西洋美術コレクションを形成している。西洋美術、日本近代美術を中心とした私立美術館で、財団法人石橋財団が運営している。

美術館と深い関係のある安井曾太郎の企画展では多くの肖像画を見た。偉い人の顕職の退任時や還暦や古稀の記念に弟子たちが費用を負担して、肖像画をプレゼントする習慣が最近まであったことがわかった。

「一生涯の目的を達成せんとする者は、いかなる固執も、障害も、目前の名利も介さず、忍ぶ、粘る、堅忍持久、終始一貫、最後の目的に突進することである。」

 この石橋正二郎は政治家・鳩山一郎を支援し、一方で美術品の蒐集にもあたった。現世を司る「政治」と永遠の美を見つめる「美術」、この二つが財をなした実業家の金の使い道である。

冒頭の言葉にあるように、多忙な石橋は「時間」についての考え方を持っていた。しかも年を重ねるとしだいに時間の使い方と仕事のコツに熟練していくから、効率は3倍どころではなくなってくる。また活動期間も延びるから、石橋の勘定のさらに2倍の仕事量も夢ではない。