「副学長日誌・志塾の風」170414
- 橘川客員教授:情報交換
- 高野課長:スケジュール。インターゼミ、、、。
- 「ビジネスコミュニケーション」の2回目の授業。 150人ほどが登録。 日経から出したDVDで図解の技術を説明。 簡単な演習を行う。次回から本格的に。
- 趙先生:沖縄
「名言との対話」4月14日。トインビー「国家の衰亡につながる一番 厄介な要因は、自分で自分の事を決めることができなくなったときだ」
アーノルド・トインビー(1889年4月14日—1975年10月22日)は、イギリスの歴史学者。主著は「歴史の研究」全25巻、「試練に立つ文明」。
歴史学者らしい名言。
・「宗教は、宇宙の構図を示すとともに、人間の行動に指針を与える」
・「文明が挫折する根本の要因は、内部の不和と分裂である」
・「文明は一つの運動であり、状態ではなく、また航海であって、港ではない」
・「現代社会の病根をなおすには、人間の心の内面からの精神革命による以外にない」 ・「人間とは歴史に学ばない生き物である」
人間の生き方へのアドバイス
・「ベストを尽くせばいいんだ。それ以上のことは誰にもできはしない」
・「偉大なる才能は、試練によっていっそう鋭く育まれる」
日本について
・「日本人が歴史上残した最大の業績は、世界を支配していた西洋人が「不敗の 神」ではない事を示した点である」
やはり、偉大な歴史学者」トインビーの文明、国家、社会に関する叡智にあふれた洞察は響く。挫折の原因は外部環境ではない。内部の不和と分裂なのだ。「自分で自分の事を決めることができない」ときに、人間集団で構成される組織は衰亡する。その極点が国家であり、そして国家群が織りなす文明である。