NHKラジオアーカイブ「声でつづる昭和人物史」--吉田茂・浜口雄幸・犬養毅の肉声を聴く

 NHKラジオアーカイブ「声でつづる昭和人物史」を聴く。昭和を専門とする保阪正康の解説。吉田茂浜口雄幸犬養毅の肉声を聴いた。。

  • 吉田茂「大磯に吉田さんを訪ねて」「(サンフランシスコ)講和条約から10年」:1962年頃の大磯の吉田邸(最近訪れた)での前田義徳専務(後の会長)インタビュー。マッカーサーと共同で再軍備を主張するダレスに対抗したこと、自立自尊でなければ国は保たないこと、、、、。60年安保条約についてはノーコメントだった。
  • 浜口雄幸「国民にうったう」「経済難局の打開について」:ライオン宰相浜口雄幸の金解禁などの肉声の演説が心を打つ。東京駅八重洲口で暗殺される。
  • 犬養毅「新内閣の責務」:5・15事件の直前の覚悟を感じる演説。娘・犬養道子の見た暗殺を覚悟していた父・犬養毅の淡々とした姿。軍部による暗殺で「ほっとした」。

 「副学長日誌・志塾の風」170516

・今泉先生・彩藤先生

・入試課酒井さん:静岡放送の人を紹介される

・杉本係長:研究センター。多摩祭。

・高野課長:情報交換

 ・アクティブ・ラーニングセンターの学修支援室の看板。

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「名言との対話」5月16日。永谷嘉男「小規模な企業が生き残るには、局地戦に勝て」

永谷 嘉男(ながたに よしお、1923年(大正12年)5月16日 - 2005年(平成17年)12月28日)は、日本の実業家。東京都出身。永谷園創業者、名誉会長。「味ひとすじ」が永谷園の企業理念。

戦争で焼失した実家の茶の製造業再建を目指し、「江戸風味お茶づけ海苔」を開発し、1952年に発売後、瞬く間に大ヒット商品となった。1953年株式会社永谷園本舗(現・株式会社永谷園)を設立。日本の和風料理に革新的なアイデアを取り入れ、インスタントの味噌汁あさげ等)、お吸い物をはじめ、寿司のもと・すし太郎やふりかけなどを製造・販売。「味ひとすじ」のキャッチコピーのもとで、お茶漬け海苔を含め数多くの看板ヒット商品を開発した。テレビコマーシャルにも積極的で、ザ・ドリフターズ(ふりかけ)、北島三郎(お茶漬け海苔)ら著名芸能人をCMモデルに起用して成功した。

1979年に取り入れた「ぶらぶら社員制度」では、2年間という長期間にわたって社員に自由な行動をさせた。出社時間は自由、会社経費で食べ、旅行するなど、ぶらぶらしながら新商品のアイデアを考える制度で、当時は大きな話題になった。

小企業は全面戦争ではなく局地戦で勝利をおさめよ。ニッチでトップを目指せ。小が大に勝つ。個人も同じだろう。非力さは技で補え。大理論ではなく分野を深掘りし第一人者になれ。