日本ビジネス実務学会の関東・東北ブロック研究会(大妻女子大千代田キャンパス)で講演。
15年前にこの学会の全国大会で基調講演をしたことがある。今回の窓口は多摩大の同僚の斉藤S先生。13時から16時45分。
以下、参加者の所属。日本航空出身者が二人いた。
湘北短期大学。名古屋女子大短気大学部。東京工芸大学。東京経営短期大学。大妻女子大短期大学。名古屋女子大学。富山短期大学。福島学院大学。嘉悦大学。福島学院大学短期大学部。東京国際大学。オフィス・ラポール。茨城女子短期大学。神野文子事務所。名古屋経営短期大学。高崎経済大学。神明指圧治療院。育英短期大学。金沢星稜大学短期大学部。東京工芸大学芸術学部。国際ビジネス公務員大学校。名古屋学芸大学。駒沢大学。南九州短期大学。
プレゼンの大島武先生も久しぶり。
会場のF棟の1階には、大妻女子大創立者のブロンズ像。
大妻コタカ(創立者)大妻良馬(夫であり最大の協力者。校主)。
1908年に大妻コトカが裁縫や手芸の私塾を開いたのが始まり。
2012年開館の大妻女子大博物館には、2016年に大妻コタカ・大妻良馬研究所が併設された。
大妻コタカ「そうだこれが人生だ。人を突きのけるのではなく、自分が勝つには、ただ努力より他にはない。道を歩くことは目に見えるが、人生の歩みは目に見えないだけ、油断は恐ろしい。第一の山を越えれば、第二の山、第三、第四と続く、どこで止まるか、幾山越すか、険しければ険しいほど勇者は進むのだ」
美しい花を咲かせると思うな。雑草になれ。そして、強くたくましく生きよ。
強く正しくにこやかに、上見て学び下見て暮らせ
理想は高遠に、実行は足元から
精神的な確信と人格的な陶冶(とうや)こそ最も望ましい
世界一の精神美人になる
人の嫌がる仕事は、まず自分がやり、その中から人間学を学び取るということをモットーとしておりました。
人は大きく 己は小さく 心は丸く 気は長く 腹立てず
今日一日腹を立てぬこと。今日一日不平を言わぬこと。今日一日うそを言わぬこと。今日一日人の悪口を言わぬこと。今日一日何事にも感謝すること
終了後は懇親会。
名古屋の高橋先生、湘北の飯塚先生、多摩の斉藤先生ら7人。
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「名言との対話」9月11日。神吉拓郎「怒れば怒るほど、それが自分に向かってはね返って来て、無数の破片のように自分を傷つける」
神吉 拓郎(かんき たくろう、1928年(昭和3年)9月11日 - 1994年(平成6年)6月28日)は、日本の小説家、俳人、随筆家。『私生活』で直木賞。
神吉先生には、JAL時代に仕事でお会いしたことがある。ハンサムで笑顔の素敵な、そしてものをよく知っている柔らかい人だった。少人数の食事会で、旅行や食べ物の話題を楽しんだ記憶がある。この機会に第1回グルメ文学賞を受賞した『たべもの芳名録』を読もう。
さて、「怒り」である。神吉卓郎の冒頭の言葉を読むと、懐かしい優しい顔が浮かんでくる。その顔は、このような理解の上に成り立っていたことが、今わかった。『友あり駄句あり三十年』も読んで、もう一度会い直したい。