「副学長日誌・志塾の風」171122
・杉田先生・金先生・杉本係長:メンター。VOICEのあり方。多摩大式コンピテンシー。
・学部運営委員会:教授会前の執行部の打ち合わせ:ゼミのあり方を議論し考え方を変えることに(今年は2次・3次で吸収)、教授会で説明。
・教授会:文科省研究ブランディング事業が採択された。今年の文科省私立大学改革総合は3つ合格した。
・小林先生:研究ブランディングの進め方
・デメ研とのZOOM会議トライアル:説明本を注文。
ラウンジ
・杉田学部長:ゼミのあり方。事業計画。
・志賀先生
・杉本係長
・飯田先生:英語教育
・高野課長・山本:ZOOM。Podcast。
・14時40分から授業見学:新人の野坂先生の「多摩学」。見学者は、杉田、金、水盛、小西、私の5人。
最初に本日の授業の全体像を説明。事前に指名した2人の調査を発表させる(フィールドワークのインタビュー、自分のダンス、音楽も付けた動画を制作して発表する学生も)。どんどんあてていく。大人数であるが静かに聴いている。質問するとポイントがもらえる。クイズ方式。課題用紙に数字などを書き込ませ提出させる。スライド資料はT-NEXTにアップ。個人ワークあり。テンポがいい。、、、野坂先生本人が多摩についてよく勉強している。アクティブ・ラーニングを強く意識した授業スタイルに感心。
品川キャンパス
・17時半:大学院運営委員会:事業計画。規程変更(3コースから一本化)。教務(時間割。シラバス。研究ブランディング。VOICEの数字)。入試広報(入試。MBAEXPO。体験講座)。院生(授業料減免)。2018年度教授会・運営委員会。
「名言との対話」11月22日。アンドレ・ジイド「人の一生は長い旅行だ。書物や人間や国々を通ってゆく長い旅だ」
アンドレ・ポール・ギヨーム・ジッド(André Paul Guillaume Gide, 1869年11月22日 - 1951年2月19日)は、フランスの小説家。ノーベル文学賞受賞。
詩、小説、戯曲、批評等、あらゆる文学のジャンルを手がけ、いずれにおいても20世紀フランス文学の先駆者となった。中でも『背徳者』『狭き門』『田園交響曲』『法王庁の抜け穴』等小説の功績が著しい。ジッドの文学の主題も実生活も、不安との格闘の連続だった。「羅針盤の無い航行者」というニッケネームを持つほど、生涯にわたって変貌し続けた人物である。従姉マドレーヌとの恋愛体験と結婚生活が後の創作のテーマとなった。
「美しく死ぬのは、さほど難しいことではない。しかし、美しく老いることは至難の業(わざ)だ。」
「真実の色は灰色である。」
「大芸術家とは、束縛に鼓舞され、障害が踏切台となる者であります。」
「私の死んだのち、私のおかげで、人々がより幸福に、より立派に、より自由になったと認めると思うと、私の心は温まる。未来の人類の幸福のために私は私の仕事をした。私は生きた。」
日本では、堀口大學、山内義雄などの手によって知られるようになった。ジッドの小説を翻訳した小説家・石川淳による批評文もあり、横光利一の純粋小説論はジッドの『贋金つくり』が影響していると言われるなどジッドの著作は当時の文人たちに多大な影響を与えた。
人生は旅である。自分を取り巻く上下左右の人々、友情と恋愛と結婚生活、生涯にわたって読みけるあらゆる種類の書物の数々、目を開かされる自国と異国の風俗、、、。やはり人生は航海だ。長い坂であるとか、重荷を背負う道行きだという日本の先達もいるが、ジッド本人がそうであったように、未知との遭遇の連続であるから、確かに人生は羅針盤の無い航海だ。この長い航海を無事に進んで行く羅針盤などはない。未知に触れて勇気を出して自分を変えていこう。