リレー講座:寺島学長「2017年の総括と2018年への展望」

 「副学長日誌・志塾の風」171207

・中村その子先生

・趙先生:来年度

・木村先生:多摩大スケッチ

・飯田先生:ちょい飲みクリスマス会

・山本さん:多摩大電子新書

 

・八木さん、高橋さん

・学長報告:志塾会。音声テープ、、、。

・リレー講座:寺島学長「2017年の総括と2018年への展望」

・・もの作り国家・日本の凋落。中間管理職の空洞化。熟練の価値の後退。

・・昨日の株の445円の下落:トランプのエルサレムへの大使館移転というイスラエルファクター。これで中東の液状化へ。全イスラムを敵にまわした。

・・日本の株高:実体経済は低空飛行。異常な株高の要因は公的資金(日銀ETF買い・年金基金GPIF)で56兆円。外資も先週末3兆円。実力は1万5千円以下。株の75%は高齢者所有。

・・北朝鮮:政治リスクは高まっているが、株価は高騰(根拠なき熱狂)。政治と経済の乖離。要因1は戦争経済の予感(武器商人トランプ・懐の深い軍需産業)要因2は政権のウオールストリートシフト(規制緩和派)。トランプ政権は産。金・軍複合体。戦争計画の具体化。北朝鮮木造船の漂着。食料難、決死、農業に兵士の投入ができなかった。中国による北朝鮮への軍事介入の可能性と台湾併合。トランプのディールはないか。米軍の日本駐留のビンのふた論(日本軍国主義を抑える役目)。

・英エコノミスト2018年は「振り子は揺れる。政治と市場」。トランプ主義とマクロン主義。

・2017年は歴史的節目:1517年のルターの宗教改革から500年:宗教の中世から政治の自立の近代へ。聖書への原点回帰。1549年のイエズス会のザビエル日本到着はカソリックの対抗改革。グーテンベルク活版印刷革命(聖書)は情報技術革命。1917年のロシア革命から100年:第一次大戦日英同盟による集団的自衛権で参戦。共産主義への恐怖。55年体制ソ連崩壊で東西冷戦終了。労働組合の凋落。連合13%未満。若者は自民党に5割投票。

・ジェロントロジー(体系的学際的老年学);高齢者を生かし切る社会システムへ。

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今回のヒント。

1:朝日新聞日曜版GLOVE購入。

2:運命の5年間(1914年ー1919年)の研究。1914年第一次大戦。1915年対支21ヵ条の要求。1917年ロシア革命シベリア出兵。12019年ベルサイユ講和条約。923年関東大震災。1925年治安維持法

 

 夜は、旧知の日本経済新聞の中沢編集員らと懇談。

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「名言との対話」11207。俵萌子「肝心なのは、より高く高くと、自ら求めて変わっていくこと」

俵 萠子(たわら もえこ、1930年12月7日 - 2008年11月27日)は、日本評論家エッセイスト

1965年の産経新聞退社後は、女性、家庭、老人、教育を中心とした評論活動で名を知られた。「政治を変えたい女たちの会」設立、東京都中野区教育委員に就任。また自身がガンに犯されたことで、「1・2の3で温泉に入る会」を設立、がん患者団体支援機構の理事長をつとめるなど活動は多彩であった。ガンに関する本は100冊上読み、良寛の「死ぬ時節には死ぬがよく候」という言葉にも励まされている。『癌と私の共同生活』(海竜社)という本も書いた。

著書一覧を眺めると、親、離婚、子ども、性教育、教師、などがテーマである。その俵萌子は保守派の論客で産経の同僚・俵孝太郎と結婚し1男1女を設けるが、思想的に相容れずに離婚している。

俵萌子は50代になり陶芸と絵画に熱中する。陶芸の師匠から「自己満足のものを何千個つくっても上達しない」と言われ、本気で打ち込み、父の故郷である群馬県赤城山麓に1995年65歳で美術館を建てる。そして仲間を募って陶芸工房を主宰する。「私はね、103歳まで生きるねん。77歳の今日まで25年かけて、赤城山の原生林を開いて美術館を建てて、花いっぱいの庭も整えたんよ。その年数以上は心ゆくまで楽しまなくちゃ」と語った。原稿を元手にした小さいが個性的な美術館だったが、年間で1万5千人ほどが訪れている。しかし、それほどの時間は残されていなかった。

「より高く高くと、自ら求めて変わっていくこと」という俵萌子の生き方に学びたい。