全体方針共有会

 毎年行っている全体方針共有会を開催。経営情報学部の「全体の構造と部分同士の関係」が分かる貴重な時間。教職員の情報共有による結束が一段と増す機会。

10時:杉田学部長:2018年度着任教員紹介。経営情報学部の現状と今後について。

1020:2017年度の8委員長による実績報告:以下、私の感想メモから「数字の壁。下と上。高大接続改革。離学は入試と教務の課題へ。多摩大出版会の活用。多摩大式高大接続アクティブラーニング。大いなる多摩学会と産官学民連携センター。長期留学と地域拡大。研究ブランディングから大学ブランディングへ」

1130:昼食

1240:2018年度委員会での方針策定及び討議。

   主要委員会とサポート委員会の2回。

1515:2018年度委員長からの発表:以下、私の感想メモから「質の向上の具体策。入試改革元年・大手術。数字への執念。入試改革と教育改革。出版会の活発化。アクティブラーニングセンターの範囲の変更。産官学民協創センターへの準備。留学の質の向上。教育ブランディング

16時半:杉田学部長の全体総括:以下、私の感想メモから「グローバルはアジアダイナミズム。地域はジェロントロジー。ICTはIOT」

 

17時:教授陣全員で撮影。

 

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 18時半:多摩信金の長島部長を囲んで。松本先生、杉田学部長。

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 「名言との対話」2月14日。中島嶺雄「日本だけで通用した東大を頂点とする身分属性の「学校歴」よりも個人が国際社会で渡り合える知的経験、「学習歴」が大事です」

中嶋 嶺雄(なかじま みねお、1936年5月11日 - 2013年2月14日)は、日本政治学者、国際社会学]社会学博士。専門は現代中国政治。東京外国語大学学長、国際教養大学学長、公立大学法人国際教養大学理事長をそれぞれ務めた。

東京外語大学中国科卒。60年安保の活動家で左翼系の研究所、現代思想研究会などで仕事をしていく中でマルクス主義に幻滅。東大大学院で国際関係論を専攻し教員の道へ。大学紛争に巻き込まれ左翼思想から完全に転向。保守派の論客として頭角をあらわす。

1995年東京外語大学長を経て、2004年秋田の国際教養大学初代理事長・学長に就任しリベラルアーツ教育など、大学改革のモデルとなり話題になった。

文化大革命批判など中国を冷徹にみる論客であり、若い頃から私も『現代中国論』などの著作を読んでいた。2008年に大阪で開催された梅棹忠夫先生の米寿を祝う会での発言も印象に残っている。2012年に日経新聞社「大学トップマネジメント講演会」で、飛ぶ鳥を落とす勢いの国際教養大学中嶋嶺雄学長の講演を聴いた。「英語と教養」「英語で授業」「寮生活」「教員は国際公募」「教授会自治の解消」「図書館は365日24時間開館」「教員は3年任期」、、、、。終了後、挨拶「多摩大はユニークな大学」と励ましてもらった。

キャリアについては「職歴ではなく仕事歴。経歴ではなく経験歴。学歴ではなく学習歴」という考え方を私は持っているが、国内のみで通用する学校歴よりも国際社会で渡り合える学習歴が大事だという中嶋嶺雄の思想に親近感を持つ。