彼岸の日の雪の卒業式

 卒業式。彼岸に日に雪は珍しい。記憶に残るだろう。

壇上者紹介。左から、学長、理事長、私、学部長(松が邪魔)、後援会長、同窓会役員。

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・ 学長:アジアダイナミズム:2000年、日本はアジア断トツ1位。中国は4分の1。その他アジア(印・東南アジア)は日本の4分の1。2010年中国が日本を抜く。2018年、中国は日本の3倍に。日本を除くアジアは4倍。2030年以降にはリニアで7000万人の人口ゾーン。中国は日本の6倍。日本を除くアジアは10倍。2800万人のインバウンドは4000万から6000万へ。ジェロントロジー:現在、65歳以上3500万人、80歳以上1000万にンン、100歳以上7万人。ライフプランが必要。経済的自立と社会的貢献。何のプロになるのか。学び続けよう。

・理事長:専門・友人・先生。夢と志。本気。高木美保。人に勝つ人は力あり、自分に勝つ人は強し。夢なき人に構想無し、構想なき人に計画なし、計画なき人に実行なし、実行なき人に成功なし、ゆえに夢なき人に成功なし(吉田松陰)。

・杉田学部長:時代と社会を知る。情報を得たら判断し行動せよ。職業を通じて成功をはかれ。現代の志塾を説明できるか。日本のナイチンゲール・井深八重の人生。

・水越さん(同窓会):挑戦。失敗を成長に。友人。(JR東日本で私が講師をしていた時の受講生)。

・島本(総代):松本ゼミ一期生。大学祭・奥多摩・栃木のフィールドワーク。

・岡(総代):フットサル部福住監督「オフザピッチ日本一」「自らの力で自らの価値を高める」「当たり前のことに感謝」。チームマネジメント。杉田ゼミ。

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 11時半:理事長と昼食を摂りながら報告と相談。人事方針。

12時20分:学長に報告と相談。出版会。食のジェロントロジー。人事方針。

12時40分:学部長に理事長・学長との相談結果を説明。

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「名言との対話」。3月21日。江戸家猫八(四代目)「仕事を全うしたい」

 四代目江戸家 猫八(よだいめ えどや ねこはち、1949年11月30日 - 2016年3月21日)は、動物の声帯模写を得意とする、落語協会所属の物真似芸人である。

祖父は初代江戸家猫八。三代目江戸家猫八の父に弟子入り。三代目死去の際、出棺の挨拶で、声帯模写でウグイスの鳴き真似で父を送った。2009年に江戸家子猫から江戸家猫八を襲名。2011年、長男が小猫を襲名。

動物の声帯模写は、4代で120年続いている江戸家の家業である。声帯模写は春のウグイスが代表であるが、ホトトギス、コオロギ、スズムシ、ホオジロ、ニワトリ、ヒツジ、アルパカなどの声を模写した。動物園などの現場でじっくり観察するのである。三代目は馴染みがあるが、「動物はプロ、こちらはアマチュア」と高座で言いながら名人芸を披露していた姿を思い出す。

2016年3月8日の『徹子の部屋』に、四代目猫八、二代目小猫で出演した。私も見た。この時の「親子競演動物モノマネ芸」をユーチューブで改めて見たが、ウグイスやカエルの鳴き声の競演は実に楽しかった。親の猫八はすでに胃がんに冒されていてやや痩せていた。その猫八は「仕事を全うしたい」と入院を拒否していたのである。これが最後の仕事となった。その心意気に感ずるものがある。

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