ポッドキャストの新番組「ビジネスに活かす 偉人の名言」の収録。インターゼミ年内最終回。

研究室で来年から始めるポッドキャストの新番組「ビジネスに活かす 偉人の名言」の収録を行った。

30分番組。毎週月曜日に配信。会費制。企画と配信はBS多摩にある(株)こえラボ。インタビュアーアーは代表の岡田正宏さん。

1月は、塚本幸一(ワコール創業者)、浪越徳次郎(指圧療法創始者)、鬼塚喜八郎(アシックス創業者)、笹塚龍雄(サイボクハム創業者)。

Podcastの配信サポート|株式会社こえラボ

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九段:インターゼミの年内最終回。

・久保田先生:イタリアのピサでの学会報告。

・水盛先生:サンリオピューロランド物語。中国の仏系男子(日本の草食系男子)。モンゴルのクリルタイ、、。

・山口なつみ:マイアミ出張報告。藤沢と姉妹都市。東洋のマイアミ。

学長講話。

ユニクロの柳井さんとの対談。時価総額8位。2兆円。海外が半分強。企画・製造・販売の一気通貫

・本「ラストベルトに住む」「神童は大人になってどうなったのか」」「無子高齢化」

「ホモ・デウス」。流動性知能(記憶力)。結晶性知能(問題解決力)。唯識性知能(美学。計算・打算のないほれぼれするような男。本気でついていきたい魅力)。団塊ジュニアは子供をつくらなかった、つくれなかった。資産なし、子供なし。

・「脳力のレッスン」201。「世界宗教の誕生とその同時性」。

・2019年はどうなるか。いよいよ経済的に息詰まる。世界経済は変調。アベノミクスの幻想がふっとぶ。忖度官僚と手段を失った中央銀行がリセッションを迎える。愚かな国。奈落。主体性を。


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「名言との対話」12月22日。加藤シズエ「1日10回感動すること。それが長生きの秘訣です」

加藤 シヅエ(かとう シヅエ、旧姓:広田、本名:静枝、1897年明治30年3月2日 - 2001年(平成13年)12月22日)は、日本婦人解放運動家政治家

東京の富裕な実業家の娘。女子学習院中等科卒業後、石本恵吉男爵と結婚。石本は三井三池炭鉱に赴任し悲惨な労働者の実態をみる。2人の幼子を残しアメリカに渡った夫を追い渡米。産児調整運動のマーガレット・サンガーと出会い、日本での運動を決意し、日本での産児調節運動をスタートさせ、日本産児調節婦人同盟を設立し会長に就任。夫は満州で音信不通になり離婚。「火の玉勘十」と呼ばれた労働運動の加藤勘十と結婚。48歳で長女多喜子を出産。1946年の衆議院選挙で初当選し、日本社会党に入党。優生保護法を成立させる。1950年参議院議員に当選し、1974年の引退まで参議院議員であった。成田空港反対闘争にも参加。2001年死去、享年104。

『百歳人、加藤シヅエ 生きる』(NHK出版)が日本エッセイストクラブ特別賞。若月俊一賞。東京都名誉都民。 

「いったん口にしたことは必ず実行するのが母のやり方だ」とみていた娘の加藤タキは、『加藤シヅエ 104歳の人生』(加藤シヅエ加藤タキ)で97歳で新進党結党大会で演説するなど、100歳を超えても健康で、テレビや雑誌にひっぱりだこになった、と語っている。加藤タキは友人の渡辺幸弘さんのパーティで一度お見かけしたことがある。

「毎日をつつがなく歩み続けていたら、自然と100年がたってしまった」「健康な思考力をもって生きていれば、いくつになろうと関係なく、日々何かを学んだり感じたりしながら、生き続けていくことができる」「何か使命感を持つこと。、、老いの痛みにどうにか耐えていくことができる」

102歳でガンの手術をする。見舞いに来た日野原重明先生から「この病院(国立がんセンター)はじまって以来、最高齢の方の手術が、こんなにうまくいって、本当によかった」と手を握って喜んでくれたそうだ。

新渡戸稲造『武士道ー日本魂』がで社会問題に目を開かれた、センテナリアン・加藤シヅエの遺言は、「 もう一度、品位のある信頼される日本人に、日本になってもらいたい」だった。現代を進歩と無気力の時代ととらえ、知的進歩とともに日本の道義的成長を願ったのだ。

生活の中の小さなことの中にも、感動も種はたくさんあるとし、頭と心をフル回転させた聖なる生涯であった。

 


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