イチロー語録から(22日、23日の新聞)。日経広告「新・深・真 知的生産の技術」。

22日の新聞と23日の新聞をたくさん買ってイチローの言葉を拾ってみた。

・800回の口惜しい思いがある。誇れるとすれば、常にそれと自分なりに向き合ってきた事実だと思う。(2013年、日米通算4000本安打達成時)スポーツ報知。

・僕は野球の研究者でいたい。それ(翌年の復帰)も研究材料の一つ」(2018年5月に会長付特別補佐就任が決まった会見)スポーツ報知。

・野球の魅力「団体競技なんですけど、個人競技なんですよ。それが面白い」日刊スポーツ。

・表現することは目標に近づく一つの方法

・自分の限界をちょっと超えていく。そうするといつの日にかこんな自分になっているんだ。少しずつの積み重ねでしか、自分を越えていけない。日刊スポーツ。

・僕の野球人生の中で、最高に熱かった。怖さを知り、それを乗り越え、技術を確立した上で残した数字(2014年、シーズン安打のメジャー記録を打ち立て)スポーツ報知。

・僕はほかの選手のように特別な才能がないから、バランスがよくなければいけない。朝日新聞

・40歳を超えて現役でいることは大事なこと。現役でないと、わからないことがたくさんある。産経新聞

・3000という数字よりも、僕が何かをすることで僕以外の人たちが喜んでくれることが、今の僕にとって何より大事だと再認識した。(2016年)毎日新聞

・(自身への)大変大きなギフト。どの一瞬も大切にしれ、一瞬、一瞬を刻みたい(2019年3月16日)毎日新聞

・準備とは言い訳の材料となり得るものを排除していくこと。そのために考えられるすべてのことをこなしていく。東京新聞.

イチローが帽子を脱いだ写真で、白髪がだいぶ出ているのをみて、求道者の長い年月を想う。

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タグ付けをやっと使えるようになった。久米さんの講演のおかげ。

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本日の日経新聞

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スイミング:300m

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「名言との対話」3月23日。庄司昭夫「鳥がわたしに話しかける あなたの夢の続きが知りたいと わたしは鳥に答える なりたい自分のなること なれそうにない自分になること」

庄司 昭夫(1943年2月4日ーー2011年3月23日)は、日本の実業家。

ジャズ・ドラマーを経て、1968年に盛岡市ハンバーガーとサラダの店「べる」を開業。1976年、カウベルカンパニー株式会社(現、株式会社アレフ)を設立。1981年、ハンバーガーレストラン「びっくりドンキー」を札幌市にオープンし、全国展開をスタートする。

その後、企業活動の領域を外食産業から環境共生型の持続可能な事業へと広げ、「自然を大切にする事業展開」の礎を築く。2019年2月現在で、レストラン「びっくりドンキー」、イタリアン「ペペサーレ」など。339店舗(直営136店、FC203店)。売り上げ高376億円。社員692名、パート2856名。

庄司はプライベートでは、自然を愛し、世界各国の鳥の撮影をはじめ、カヌー、登山、またドラム演奏など多趣味な活動を展開した人である。

『鳥は夢を見る』(写真・庄司昭夫。詩・庄司トモ子。世界文化社)を手にした。

コクチョウ、キビタキツツドリコルリ、キョクアジサシ、ルリミッドリ、ヒクイドリ、エゾフクロウ、ヒバリ、スミレザキ、クビワヤマセミ、」カルガモインドクジャクオジロワシアマサギ、タンチョウ、ろいやるペンギン、ウミネコオオルリ、コシグロペンギン、、、。

庄司が撮った、生命(いのち)の尊さを感じさせる写真を大画面で見ることができる。相当な準備と大型の機材と気の遠くなるような時間を使って撮ったであろう、それぞれの鳥の姿がまことに愛らしい。生命(いのち)の尊さを感じる写真だ。鳥の姿がまことに愛らしい。撮影者の鳥への深い愛情を感じさせる写真集だ。

「君のうたう声で 今 誰かが目を覚ました 君のうたう声で 今 誰かが微笑んだ 鳥たちよ 時折ぼくの夢に現れて 語りかけてくれないか 世界はもっと美しくなれると」

「鳥がわたしに話しかける あなたの夢の続きが知りたいと わたしは鳥に答える なりたい自分のなること なれそうにない自分になること」

「まえがき」には、庄司トモ子が昭夫を語っている。45歳から鳥の写真を撮り始め、国内、海外にも出かけるようになった。ある日「いつか写真集を出したい! そのときおまえが詩を書くのだよ」と言う。1万枚を超えるポジを整理し、「鳥がわたしに語りかける、、」などの詩も書いた妻は、夫が「この詩のような人物であったことは、私の誇りです」と妻が語っている。素敵な夫婦の物語だ。 

鳥は夢を見る

鳥は夢を見る