9時:秘書とスケジュール調整等。仕事の打ち合わせ。
9時半から12時まで:「こえラボ」の岡田社長とポッドキャストの録音。「ビジネスに生かす 偉人の名言」の6月分の収録。寺山修司。与謝野晶子。池波正太郎。レオナルド・ダ・ヴィンチ。亀倉雄作。
12時:多摩大総研ミーティング:長島先生。
13時:化学工業会から講演依頼にみえる。綜研テクニクスの赤池取締役、化学工業会の萩田さん。1975年から続いている「化学工学経営ゼミナール」のプログラム。11月。
小野田セメント、カネカ、キッコーマン、昭和電工、信越化学、中部電力、武田薬品、東レ、日本ガイシ、日本製鉄、富士ゼロックス、富士フィルム、三井化学、三井造船、三菱重工、ライオン、ロート製薬、、、、などの幹部が対象。
寺島さんも隔年で出講。その他最近では、講師陣には遠藤功、玉塚元一、妹尾堅一郎、出口治郎、久多良木健、高橋進、佐々木常夫、などの著名人の名前がある。
14時:知研の高橋副理事長来訪。北海道、地研、、。
1415分:寺島学長:化学工業会。図解大全。、、、
14時30分:杉田先生、金先生、GINの林さんらと歓談
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14時50分から16時5分:リレー講座は寺島学長「日本の経済・産業・社会構造の変化」。 以下、図メモ。
体験(フィールドワーク)と文献研究を体系化という方法論。
- 世界GDPにおけるシェアの推移:日本は1820年3%、1913年3%、1950年3%、1988年16%、2000年14%、2018年6%。いずれ3%という定位置になるかも知れい。
- 1988年:日本16%、中国2%、米国28%。2000年日本14%、中国4%、米国30%。2018年日本6%、中国16%、米国24%。
- 消費者物価1990年から11.1%アップ。勤労者可処分所得3.2%アップ(30年前対比)。現金給与総額3.8%アップ。貧しくなった。
- 家計消費構造の変化:消費支出月3万円のダウン(年間36万円ダウン)。食:0.2%アップ(レトルト、飲料、肉、菓子はアップ。魚、穀類、酒、果物はダウン)。住:15.8%ダウン(ニトリは10倍以上)。衣:3.5%ダウン(ユニクロは14-15倍)。全体:プラスは通信費、諸雑費、自動車関係、サプリ、医薬品。ダウンは小遣い(1.28万円)、交際費(0.98万)、仕送り、授業料、書籍、教養娯楽)。デフレ型ビジネスモデル(お値段以上)が成功。寡占化。
- 日本の貿易相手国(貿易総額)のシェア:2018年。米国14.9%。中国23.9%。大中華圏30.8%。アジア51.1%。
- 1人当たりGDP:シンガポール6.1万ドル。香港4.9万ドル。日本3.9万ドル。韓国3.1万ドル。台湾2.5万ドル。中国1.0万ドル。
- 華人・華僑(オーバーシーズチャイニーズ):世界7000万人、アセアン3300万人。台湾2300万人、香港670万人、シンガポール430万人。タイ800万人、ベトナム1000万人、マレーシア700万人、フィリピン120万人、ミャンマー170万人、インドネシア880万人。
- ユニオンジャックの矢:ロンドン(シティ)ードバイ(中東の金融センター。オイルマネー)ーベンガロール(IT)ーシンガポール(大中華圏の南端)-シドニー(資源大国オーストラリア)。英連邦は、英語、英国法、英国文化が共通。英国は尊敬されている。英国はエンジニアリング力(金、技術、人材を組みわせる)というソフトパワーが強い。
- 英国のブレグジット:氷の女メイ首相(人気無い)。鉄の女サッチャー。論点1「GPSをどうするか?」:EUのガレリオから脱退。アメリカ、インド、中国、日本と組むか。論点2「ステルスサテライト」:英国王室属領のジャージー島、ガーンジ島は税金のかからないタックスヘイブンの島。ジャージー島方式(EUの関税同盟、人は受け入れない)。
- 日本:GPSはアメリカの軍事衛星に依存。日立の準天頂衛星7本で精度10センチ。日本と組む手も。日本は金を運用できない:米国のウオールストリート、英国のシティから、ハイリスク・ハイリターン商品を支えている構造。ジャパンリスク。どうなるか?
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17時から2時間:ジムで、ストレッチ、ウオーキング、筋トレ、ストレッチ、バス。
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「名言との対話」5月16日。児玉清「クイズは人生と同じ。そのときボタンを押せるか押せないか」
児玉 清(こだま きよし、1933年12月26日 - 2011年5月16日)は、日本の俳優、タレント、司会者、作家。
東宝ニューフェイスとして採用され、1961年「別れて生きるときも」で映画本格デビュー。「山河燃ゆ」「HERO」「鹿男あをによし」など多数のテレビ番組に出演した。
1975年から36年間にわたり司会をつとめた朝日放送のクイズ番組「パネルクイズアタック25」で、お馴染みの俳優である。またNHK・BS2「週刊ブックレビュー」の司会者としても活躍した。当時はあらゆる分野の本を一月10冊読むという生活だった。
学習院大学卒業後、大学院に進むつもりだったが母の急死で、思いがけず俳優の道に進むことになった。不向きであるとは思っていたが、雑魚ではないことを見せるため、そして自分がどんな人間かわかってもらえるまでやめるわけにはいかないと、精進する。その結果、俳優業が天職と思えるようになった。この仕事は、一人でできる商売であり、心の自由を妨げられることがないことがよかったと自著『人生とは勇気』の中で語っている。
私もひいきにしていた 「週刊ブックレビュー」の司会者として、蔵書1万冊の読書家・児玉清は「無心で坐ること」を心掛けていたそうだ。作家らの相手にあわせて鳴る太鼓に徹して司会をするように心掛けていた。
そしてライフワークともなった「パネルクイズアタック25」の司会では、「クイズは人生と同じ」との感慨を持つようになっている。そのときボタンを押せるか押せないか。勇気を持つか、躊躇するか。火中の栗を拾うか、拾わないか。ここでも「無心」であることが大事だと観察している。「人生とは勇気」というのが児玉清の結論である。その言葉が著書のタイトルになった。