各種の出版プロジェクト始動ーー多摩、市ヶ谷、高円寺。

午前:大学にて仕事。同級生の猪俣君に電話し出版の提案。中津の吉森君と電話で同人誌「邪馬台」の運営メンバーについて相談。自分史の河野さんと急きょ面談の調整。

午後前半:市ヶ谷で自分史活用推進協議会の河野初江理事長に出版関係の提案二つ。

午後後半:市ヶ谷のN出版社で次作の企画の大作の打ち合わせ。

夜:高円寺バーミーィというレコードバーで「デメ研夏の忘年会」に参加。橘川さんの友人の二人の息子が登場。二人とも海外でミュージックをやっていたそうだ。参加者はそれぞれ一騎当千の兵(つわもの)たちで、自由人の集まり。ボードゲーム、図書館サービス、編集者、障碍者支援、IT起業家、、、、。

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中津の藤田君から、先日の中学同窓会の写真がLINEに送られてきた。そこで一句「白髪と 禿頭の夏 同窓会」。

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「名言との対話」8月20日。片山直之「売上は人気のバロメーター、利益は知恵のバロメーター」

片山 直之(かたやま なおゆき、1958年1月15日 - 2018年8月20日)は、日本実業家
株式会社サンマルクホールディングス創業者。

叔父の経営する製菓会社で社内ベンチャーのレストランサンマルクを立ち上げ、31歳で創業、33歳でサンマルクホールディングス代表取締役に就任。創業から30年弱の期間で全国チェーンに展開を成功させた。60歳、食堂ガンで死去。

「メディアに出ること自体がリスク」と片山は考えていたから、資料は少ないので、ネットで調べてみた。

亡くなった時のtwitterでの反応。「戦略ではなく日々のオペレーション改善の積み上げで競合への優位性を確立している」「立地が絶妙」「パンが美味い」「 どれだけ繁盛していても運営コストが合わなければ撤退する事を徹底している」「オペレーションによる差別化、仕入れとか採用とか店舗コストとか、見えない点に秀逸な積み上げがあって地味に成り立ってる」、、、。

サンマルク 東南アジア統括CEO三宅隆文氏のインタビュー。勝つべくして勝ってきている常勝軍団。サンマルクホールディングスの事業会社のトップになるには、社長直轄の経営塾を卒業しないといけない。片山経営塾では、売上は人気のバロメーター、利益は知恵のバロメーターと教えられた。

焼きたてのおいしいパンが食べ放題であり、手ごろで楽しめる店で、私も家族でよく利用したきた。

売り上げが多くても、利益が少なくては経営が機能しているとはいえない。売り上げと利益の関係を言い当てた片山の言葉は、商品がすぐれていても、仕組みが磨かれてなくて、システムが脆弱ならば、永続性に欠けるということを意味しているのだろう。人気に溺れず、知恵を出し続けることだ。トップのもっとも重要な仕事は、仕組みを磨き上げることだ。黙っていても売れて儲かる仕組みの構築こそが、永続をもたらす。片山直之が亡くなってからの業績の推移に注目してみよう。