勁草塾文庫カフェの会(主宰は斎藤勁先生:民主党政権の官房副長官)で講演。台風19号の関係で当日キャンセルもかなりあったようだ。なんとかできてよかった。
テーマは「図で考えれば世界が見えるーー日本と中台韓朝の歴史教科書比較を中心に」。1時間の講演と30分の質疑応答。
以下、終了後のアンケート。
・日中台韓朝の問題は図解で解決せよという後半の発言は確かにそうだと大変腑に落ちました。特に日本人(私も含めて)は」近代史の知識が欠落していると寺島会長も言っていますが、ワークシートとしてこのような図解がテーブルにあれば議論ができる余地があると感じました。非常に新鮮な講義をありがとうごあいました。
・図解でまとめる能力の醸成が公務員に必要と痛感。
・新鮮な感動を得られたうれしさ。すごい学びになりました。ありがとうございました。
・久々の「久恒節」を聞きました。ありがとうございました。一度研修の企画を考えて提案させていただきます。
・「図解はOS(基本ソフト)である」。もっと多くのアプリを開発できる。
・目が覚めました。なるほど、こういうことでしたか。
・まず「自分の仕事」から始めたい。
・新たな視点で考え直してみたい。
・「図解は世界の共通語」は、目からウロコ。話が面白く引き込まれました。
・今までいかに考えずに聴いていたかわかりました。
・大学で留学生に教えているが反応が悪い。図解で状況を打開できる気がしてきました。
・ものを考えるには、図解、鳥瞰が必要なことがわかりました。
・今日のお話でスッキリしました。
・図解のプラットフォームを使って立場、意見の違いを各自に書き込んでもらってはどうか。
・論理図をつくることがいかに重要かわかった。全体を把握することの重要性を改めて認識した。
終了後、玉川大学の小酒井先生、力丸先生、多摩大の久米先生とビールで乾杯。
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「名言との対話」10月11日。仙谷由人「より正しいことを言っている方が、選挙で負ける」
仙谷 由人(せんごく よしと、1946年(昭和21年)1月15日 - 2018年(平成30年)10月11日)は、日本の政治家、弁護士。
仙谷は東大時代は軟式テニス部に所属し、フロント(社会主義同盟)のシンパだった。在学中に司法試験に合格し中退。自治労の組織内候補として1990年に出馬し社会党の議員になる。1993年落選。1996年民主党から当選する。2009年8月に民主党が政権を獲得すると、鳩山内閣で行政刷新相として初入閣し、次に内閣府特命担当大臣(「新しい公共」担当)に任命された。次いで菅内閣の官房長官を務め、優れた能力と多彩な人脈を駆使し的確な判断と指示を行い、高飛車な姿勢とも相まって「影の総理」の異名を取った。その後、法務大臣、民主党代表代行などを歴任した。2012年落選。2年後に引退。小沢一郎を敵として活動する政治姿勢が私の記憶にある。
官房長官時代の「自衛隊は暴力装置」発言が物議をかもした。また2000年に起きた中国との領土問題のある尖閣列島沖中国漁船衝突事件では、衝突シーンが映っているビデオ映像の公表が遅れ、那覇地検は仙谷の意に沿って処分保留のまま釈放するという決着を図ったことには批判も多い。行政刷新相として事業仕分けも推進している。
2018年の自民党総裁選で善戦し敗れたばかりの石破茂衆院議員と対談し、今の時代は「より正しいことを言っている方が、選挙で負ける」として、石破の方が政策的に正しかったからこそ負けたとの持論を展開した。この言葉は民主党の代表選びや、自身の選挙での落選も踏まえての感慨だろう。