「就職未来フェス(オンライン)」にZOOMで参加。

橘川さん主宰の未来フェス。 就職未来オンラインフェス(九州の八木さん、京都の前原さんがリーダー)が始まり、ZOOMで参加した。橘川さん、前田さん、桃原さんらも参加。FBでつながったZOOM革命の田原真人さんにも挨拶ができた。

九州と京都の大学生たち6人の終活の状況などを発表を聴く。コロナの影響が大きい。

  • エントリーシートの段階。ドイツのアスレチック幼稚園。個人の名前で通用するように。交通系、広告代理店。
  • 3年生。実家を継ぐが30歳までは武者修行。
  • 合同説明会が中止。チャンス不足。歯科系商社。成長できる仕事。IT。
  • 3年生。教員志望。教育実習がなくなっている。
  • エアライン志望。生協。チームワーク。成長できる会社を。4年生。
  • 北九州。休学中。留学・キャリアの学生団体。当事者意識。切磋琢磨。成長。事業。

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・ ヨガ2本。

・ 「名言との対話」の5月分。人選を終えて、資料本を20数冊注文。2万円弱。

・雑誌「世界」2月号から。鎌田慧「叛逆老人は死なず」。千葉紀和「軍学共同」。小熊英二「文学がなぜ必要かといえば、人生または社会の目的を定義するためだ(加藤典洋)」。マオリ族の諺「タコのように死ぬな、ジュモクザメのように死ね」。

・「世界」5月号から。石破茂「災害は忘れる間もなくやってくる」「「安全が確認された原発は再稼働させ、得られた差益を廃炉に用いていく」。平田オリザ「芸術には、教育や医療と同等の公共性がある」。前川喜平「教育は過去と未来のはざまにある」。中村文夫「令和の時代の教育スタンダードはICT教育ではなく小規模のリアルな授業の充実にある」。向井和美「読書会」。

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「名言との対話」4月18日。八木治郎「絶えずネタを集める。鮮度とタイミング」

八木 治郎(やぎ じろう、1925年4月20日 - 1983年4月18日)は、テレビ番組司会者NHKアナウンサー

 東大文学部中国文学学科を出て、NHK入局。熊本、長崎放送局を経て、1953年中央放送局アナウンス部。のち、アナウンス部副主管。

小川宏と同期入局で、1953年にラジオの『音楽夢くらべ』で本格的にアナウンサーの仕事を開始し、報道芸能社会番組などを担当した。人気クイズ番組『私の秘密』ので高橋圭三アナウンサーの後任として1962年から4年間司会を務めた。

1965年NHKを退局しフリーとなるウィークエンドモーニングショー』、名称が変わり八木治郎ショー』を長く続け、民放モーニングショーの先駆的存在となる。その他にも『万国びっくりショー』(フジテレビ)、『人に歴史あり』(東京12チャンネル)他数々のテレビ番組の司会、『野生の王国』(MBS制作)のナレーションなどを務めた。ムード派と呼ばれた名アナウンサーである。

 八木の著書『話し上手の秘密』(実日新書)を読んだ。以下、目に留まった点。

「笑わせようと思って笑われるな(宮田輝)」「 話し上手になるためには、起承転結。礼儀・要件・簡潔。メリハリ・起伏。ヤマ場・序破急」「目八分。残りは手元、資料」

「聞き上手に共通な点は、実に相槌の打ち方が上手だということです」「礼を失うべからず、位負けすべからず、ダラダラすべからず、ユーモア忘るえらず、ダンマリ気にすべからず」「牡丹はくずれ、梅はこぼれる、椿が落ちて、桜は散る。酒を呑む、杯を挙げる、満をひく、杯をほす、杯を傾ける」「 絶えずネタを集めて、頭の中の雑蓑を一杯にしておく」「鮮度とタイミング」、、、。

2010年に吉川英治記念館を訪ねた時、1960年のインタビューをみた。「読者は自分を読んでいる」「読者の呼び水と僕、それが小説の書き方の秘密」との答えを引き出していたのは八木治郎アナウンサーだった。2019年にNHKの「聴き逃し」で、カルチャーラジオNHKアーカイブスで、「声で綴る昭和人物史」で昭和史を追っている保阪正康さんの番組を聴いたこともある。小泉信三がテーマであったが、本人へのインタビューは八木治郎アナウンサーだった。著名人へのインタビュー番組では、その本人に焦点をあてて見てきたが、引き出し役が上手でないと、いい話は聞けないことを改めて実感した。

八木治郎アナウンサーのいう「鮮度とタイミング」というヒントについては、日常のネタを多く用意しておけということだろう。この点については「川柳」はどうだろうか。これを機に川柳の本と雑誌を注文してみよう。

「絶えずネタを集める」については、「名言との対話」で蓄積して頭の中の雑蓑を一杯にしておくのがいい。「名言との対話」も5年目に入り、1500本を超えてきて、独自の情報源となってきた。会話の途中で思い出すことも多くなってきたし、会合やイベントのTPOに応じて準備する材料として重宝しつつある。

「話ひ上手」の八木治郎からヒントをもたった「名言と川柳」を独自のネタとして、話し上手になっていこう。