100名規模のオンライン授業でのグループワークにトライ。

学内のスタジオで学部の「ビジネスコミュニケーション」の2回目のZOOMによるオンライン授業。

ブレークアウトセッション機能を使って、講義と併用して100名の受講生のグループディスカッションにトライした。2回とも5人規模のグループ。最初は自己紹介、2回目は同じテーマで描いた図解のミニプレゼン。

「オンラインでグループワークが可能か」とのテーマでトライしてみたが、思ったよりうまく進めることができた。授業の進め方が一段階、進歩した。

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以下、オンラインでのグループワークについての受講生の反応。

・ブレイクタイムはとても良かった。毎回メンバーを変えて欲しい。緊張感をもって新たな意見や考えをインプットできるともう。オンライン講義はほぼ聞くのみの授業形態なので新鮮だった。

・グループワークでは最初の数分は会話が少なかったがだんだんと打ち解けていき、最終的には意見交換が活発になり成功しました。このような時間をとるのはいい。

・みんながいい意見を話した。とても良いと思いました。

・初対面の人たちと、いきなりビデオ通話するのは緊張した。

ブレイクアウトセッションでは自分が描いた図解とは違いものをみて、刺激を受けた

・初めてオンラインでグループワークをやった。久々に同じ大学の学生と会話ができた。コミュニケーションをとるって幸せだなと感じました。

・初めて会った人ともうまく話さなければならないので、コミュニケーション能力が少し上がった気がしました。

・進行役の負担が大きい。人数や時間をその都度変えてみてはいかが。

・初めてグループセッションをした。様な図解があり、たくさんの考えを知ることができて面白かった。

・グループに分かれて、考えや、やり方が異なるののが勉強になった。

・グループワークでは、話題を広げられるように自分の切り口を持つようにしたい。

・とても面白いグループワークになった。人数を増やすともっと面白くなるかも。

・ZOOMでの小規模のグループワークは初めてだが滞りなく進めることができた。

・ずっと画面と向き合っているため高い集中力が続くから、休憩が必要

・人によって図が違う。グループの人の図も、先生の図も違う。

・少人数のグループに分かれた意見交換は面白い。

・ブレークセッションでは、他の人の価値観を垣間見れたように感じた。非常に有意義な時間になりました。

・オンライン授業で初めてグループワークをやりました。自分の発表に拍手をもらったり、意見をくれたり、サポートしてくれて本当にやりやすかった。グループワークは楽しかった。

・初対面の人とZOOMを使って話すのはまだ気まずさがあり難しかった。

・ブレークアウトセッションでは行動力が大事だと感じた。次回は自分からもっと発言したい。

・描いた図解を見せ合うグループワークは面白かった、これからの授業が楽しみだ。

・グループワークは緊張したが、とても和やかにできてよかった。

・知らない人同士のグループワークはやりにくさがあります。

 

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立川。整体。

荻窪

・「図解コミュニケーション全集」第一巻について編集者との打ち合わせ。

・一般社団法人ザ・コミュニティの会合に参加。老と青の構成。ZOOMの講習会。

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「名言との対話」5月15日。日下武史「Eliot Ness 日下武史

日下 武史(くさか たけし、1931年2月24日 - 2017年5月15日[3])は、日本俳優声優である。本名は日下孟。

 1953年慶応義塾大学仏文科を中退し、劇団四季の創立メンバー10人の一人として参加。以後、舞台でのストレートプレイ(台詞劇)からミュージカルまで、そして映画の吹き替えやナレーションなどでに活躍する。舞台「悪魔と神」で1965年芸術祭奨励賞、「ヴェニスの商人」で1977年紀伊國屋演劇賞、「ひかりごけ」で1991年芸術選奨文部大臣賞受賞。1996年紫綬褒章、2002年勲四等旭日小綬章受章。
舞台では、『エクウス』(マーティン・ダイサート役)、『ヴェニスの商人』(シャイロック役)、『鹿鳴館』(影山悠敏伯爵役)、『赤毛のアン』(マシュー・カスバート役)など。60年を超える舞台生活で100以上の役柄を演じている。

 声優やナレーターとしても、「アンタッチャブル」(エリオット・ネス役)、「アマデウス」(アントニオ・サリエリ)などの吹き替え作品がある。

映画では「南極物語」「まあだだよ」などに出演。テレビの人気ドラマ「アンタッチャブル」のエリオット・ネス役の吹き替えや、数々のナレーションでも親しまれた。

重厚な演技と、聞くだけで舞台の情景が自然と明瞭に浮かんでくるといわれる知的な語り口。イメージ豊かな明晰なせりふ。独特のセリフ回し。、、、。

知人が住むスペインのマヨルカ島に妻の女優木村不時子と静養のために出掛け、数週間静養のために滞在し、そこで死去した。北大路欣也は「日下さんに何から何まで教えてもらった」と冥福を祈っている。同志の浅利慶太は「今の俳優さんはまず自分のことを考えます。日下(武史)君や僕の世代は、まず劇団のことを第一に考えてきました」と盟友の死を悼んでいる。

今思えば、この役者のかずかずの演技を見てきたが、私の印象に強く残っているのは、映画「アンタッチャブル」だ。1930年代禁酒法時代アメリカを舞台に、FBI特別捜査班の捜査官・エリオット・ネスシカゴ暗黒街のボス、アル・カポネとの戦いのドラマである。アメリカでは1959年10月16日から1963年5月21日まで放送され、日本ではNET(現・テレビ朝日)で放映された。子ども頃、この映画をみて決して買収されぬという意味の「アンタッチャブル」という姿勢に感動した記憶がある。この主役の声の吹き替えが日下だったのだ。当時は色紙に「Eliot Ness 日下武史」と書いていたという。その都度、演技や役になり切ってしまう姿を垣間見ることができる。