午前:「大学生はコロナ生活をどのように過ごそうとしているか」(授業)。夜:日本未来学会のオンライン研究会で発表「梅棹忠夫からのメッセージ」。

学部授業。12回目。授業後の課題アンケートから、「大学生はコロナ生活をどのように過ごそうとしているか」という視点でピックアップ。

コロナウイルスでまだ中々外に出られない状況だが、その状況をどう有効に活用するかが自身の生活を変えるかだと感じた。

コロナの自粛って不便だと思うことが多かったのですが、本日の授業を通してコロナの自粛であるからできる勉強であったり、オンライン授業になったから時間を有効に使えるようになったりと、自身の時間の使い方で、とても有意義な時間になることを確信しました。何か私も勉強して身に着けたいという気持ちになりました。

新型コロナウイルスによって世界がどのように変わっていくのか、また自分がどう成長するべきか、どう変化していくのかを考えるきっかけになりました。

本学の学生は比較的選挙に積極的に参加している様子ですが、久恒先生や寺島学長が簡単なことを小難しく教えず、それでいて自力で考えさせる問題定義をされている影響はかなり大きいと思います。

ほとんどの人がコロナ禍で出来ることが限られた生活を強いられていってしまった中、何が出来るのか、何をすべきなのかと考えて行動する事が重要であると思います。また、誰よりも先に着目し、それを始める事で新しい事の発見になるのかなと思えます。

新型コロナウイルスによって世界がどのように変わっていくのか、また自分がどう成長するべきか、どう変化していくのかを考えるきっかけになりました。

今回の講義で印象に残ったことは、新型コロナウィルス時代になってしまったからこそ、出来ることなどを明確にするべきということです。出来ることは人それぞれだと思います。私はこの新型コロナウィルスの期間自分の進路に向けた勉強を頑張ってきました。内容としては、TOEIC、SPIを中心として勉強して自分の苦手意識があるものを就職するまでに減らしていこうと思いました。

今回の講義で学んだことは活動する前に自分がどんなことを一日でやるのか決めるといいということです。自分で計画を立てて実行することがとても苦手ですが時間を無駄にして何もやらないよりかはやることを決めておいてやってみるのもいいと思いました。計画を立てればなにをやればいいかすぐにわかることができ、今のステイホーム時間を無駄なく過ごせると思うので同じ時間でも過ごし方によっては怠けてしまうので怠けないためにも何かをやるのはいいと思います。

多摩市の選挙管理員にまで、反響があるのはすごいと思った。この講義で選挙に少しでも興味を持ったのは、確かである。

読書会の話について、意見を述べ合うだけではカオスになるが、図解を利用する事でカオスと秩序の問題は解決されると話していてそんな場面でも図解が活躍しているんだと感心した。私もオンラインで勉強会・セミナーに参加しているため、そこで図解を利用してみようと思う。

コロナ後の時代であってもzoomなどのオンラインによるアプリの使用は広がっていくので、大学生の段階からzoomを使い授業を受けることは授業の質が落ちるといったデメリットばかりではなく、将来的にzoomやオンラインアプリが広がった時の練習と考えればとても大きなメリットであることを実感した。またコロナ流行を悲観するばかりではなく読書や勉学など時間を有効に使い自分のためになるように時間を有効活用していきたい。

今回の授業では自分のコロナの自粛期間の行いを見直すことができた。自分はコロナの自粛期間に英語の学習やパソコンについて学んだり動画編集などこれからの時代に求められるスキルの上達に力を注げたのでとても有意義に送ることができたと振り返ることができました。

今回の授業でzoomあ今後発展していくとかかなりこの先のことについて学ぶことができました。現在このような状況でかなり衰退しているような企業また業界は数多くあると思います。しかし、逆も然りで発展または新たに出てくるような業種もあると思います。今日はそんな未来的に発展していくかもしれない業種や先生なりの意見も交えて聞くことができたのでとても貴重な授業でした。

新型コロナウイルスの流行により、周りの環境が大きく変わった。withコロナ時代を生きていくために、時代や社会の背景をしっかりと考えていきたい。

先生がおしゃっていたようにウイルスと共生していくことがこれから生きていく中で大切になってくるのではないかと学ぶことが出来ました。

今回の授業で学んだことは、図解したことにより誰かの興味をそそり、対談をすることになったというのを聞いて、図解の持つ力は図解がまだまだできない自分からすると未知数・無限大だなと感じた。
また、図解を使えるようになれば、新しいモノや人に出会えるのだと思い図解を覚えて損は絶対にないと思った。

今回の講義を受けて学んだことはこの時代にこそできることは何かと日々見つめ合うことが重要ということを学んだ。ただ見つめ合うのではなくそこからどう自身で計画し行動するかが周りと違う発見ができる要素などではないかと思う。コロナ時代で人と接触が難しい中どう人と触れ合い新たな発見することが今後に生かされると思う。学生だからこそ様々なものに参加できると思う。

寺島実郎先生の番組の解説の図解で内容理解ができた。録画をしているので見直して深堀りしていきたい。今までの寺島実郎先生の番組も録画をしているので、改めて見直して考えていきたい。人脈を広げることは、今後にとって大変重要なことであるなと思った。計画していること、やらなければならないことを書き出すことは忘れず、時間を無駄にせず取り組むことができるため、実践したいと思った。

今回の授業で橘川先生の「参加型社会宣言」の本について触れていたことに関してが、その本には木曜二限の事業構想論でも触れていて内容の一部を教えていただいたり、橘川先生の今後ポストコロナ社会で計画している企画の視野の広さに驚かされた。

家にいる時間が増えます。その時間の中に図解を生かした生活を少し心がけていこうと考えました。そして、こんな状況だからこそ周りとの差をつけるチャンスとも感じました。

今の新型コロナウィルスがある時だからこそ自分で出来ることをする人としない人ではやはり差が生まれると私も思います。今の時期だからこそインターンシップを積極的受けるだとか自宅にいる時間が長いのでパワポの練習をするだとか今までの生活では出来なかった発見できなかったことが見つかるかもしれない、そういったことを自ら見つけ改善しまたそれを自ら行っていくという行動力が今の時期だからこそすることであると授業を聞いていて強く思ったことです。

今回、コロナ期間中の行いが、どのように差となって表れてくるのかが少しわかった。コロナ期間中に、これからの未来について考えることによって、成功の仕方が少し見えてくると思った。

コロナウイルスによって大学やアルバイトなどがなくなっているが、今自分ができる最大限のことをすべきだと感じた。特に本を読んだり、何かに関心を持って勉強をすることは時間がある今しかできないことだと思う。私は今何をすべきか考えてはいたが、行動に移せていなかったのでこれから時間を無駄にせず、始めようと思った。

私は授業を聞いてコロナになってしまったという事実は変えられたいので今後は、なってしまったことに柔軟に対応していくべきだと思った。私は、多摩市に住んでいるので多摩市の投票所行ってきたが、多摩市の投票率や誰にナンパーセント入っているかを気にしていなかった。でも去年衆議院選挙の投票率は東京全体よりも高かったのが印象的で覚えている。

今回の授業で学んだことは、読書会などもオンラインでやるようになって意外と新型コロナウイルスに対応してきているという印象を受けた。

終息の目処も立たないままだとこのまま新型コロナウイルスと共存していかなくてはならない未来もあるかもしれないと感じた。しかし、その中でもできることを自分なりにやるべきだと思った。久恒先生がおっしゃっていたように、その日やることを紙に書き出して実行できなくても自分の中でそれを決めることが大事だと感じた。な

何事も見て納得するのではなく、書いて意識を高めるべきだと学んだので、先生がおっしゃっていたように夏休みなど長い計画を立てる時に、実際にやってみようと思う。

私たちにには選挙権があって、意見をいうことができる立場にある。いまのコロナもそうだけど、なんの問題に対してもまずその課題に対して自分が理解することが大切だと改めて感じた。内容が分からずただ投票するのだと投票してないのと同じだから、このコロナでの自粛期間を通してだからこそできる学びを深めたいと考えた。

今回の講義ではzoomの授業の取り組み方を知れた。現在、コロナが流行し、対面での授業があまりできないからこそこの機会をチャンスだと思ってしっかりとzoomでの授業に取り組んでいきたいと思った。また、授業の中で紹介された本も読んでみたいなと思った。

本講義でコロナ禍の現状について、自分の意見を持ちこの時期に行動する人こそ変われるといったことを再確認できた。

今コロナの影響がひどい中自分ができることを見つけて、目の前のことを全力でやるようにする。また、他の授業でのレポートや課題を一生懸命やり、頑張っていこう思う。

メディアによって切り取られた一部の情報だけを鵜呑みにするのではなく個人個人一人一人が新型コロナウイルスに興味関心を示し、正しく恐れ、正しい付き合い方を見定める必要があると感じました。

先生の話が面白くて見入ってしまった。体験談や例を上げてくれるのでわかりやすい。今回初めて図解のパワポというものに挑戦してみたのですが、思っていた以上に難しかった。図を作るのは簡単なんですが、適切な形に着地するまでに多くの時間を要しました。作業の9割くらいは考えることですね。考えているうちに自分の中でより理解が深まっていくのを実感できると思います。誰かに何かを伝えるという目的以外にも「深く理解する思考法」としても有用だと思いました。

コロナの時に自分は何をできたかと振り返ったり今からでもできることは、ないのか少し自分なりに考え直して、行動しなくてはいけないと思った。 

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夜:19時半から2時間。日本未来学会オンライン研究会で、「生誕100年ーー梅棹忠夫からのメッセージ」というテーマで1時間15分の講演と質疑応答。13人が参加。気合を入れてしゃべった。 

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 先ほど、このオンライン研究会に参加してきました。1970年に出版された「知的生産の技術」(何と現在100刷!)の著者、梅棹忠夫さんの思想について、しばしば引用させていただいている「偉人の誕生日366名言集」などの著者である久恒啓一さんが2時間弱、語ってくださいました。梅棹忠夫氏は「文明の生態史観」を書かれました。日本と西欧を東西の端に置いた見方を基軸にして世界を見ると、世界史や現代社会、文化が読み解け、今でもその価値は失われていないことがよくわかりました。さらに進んで、世界の見方として「国家」単位でなく「民族」で見ること。日本は2つしかない(大和、アイヌ)のでぴんと来ないが例えば中国は漢民族の他に55もある、といったことも自分には非常に新しいことでした。そして、大阪で行われる万博も、国単位でなく民族単位やったらどうか、という提案もだされました。今、コロナ禍と来年の開催も危うい東京オリンピックのことで一杯でほとんど話題になりませんが、大阪万博も国の威信発揚の場になったり広告代理店などのもうけの場になったりすることなく、どうせやるなら適正規模で多様性(民族、生物、人々)を最大限尊重したものを企画して欲しいと思います。全国各地から様々な分野の方が集まりコミュニケーションできるオンライン会議の楽しさを味わうことができました。(都築功さん)

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寝る前にBSで酒を飲みながら養老猛先生の番組を見る。「現在の自然は35億年の回答です」。

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「名言との対話」7月24日。 黒田 正玄茶杓はその人の人柄を象徴します」

第十三代黒田正玄(くろだ しょうげん。(1937年(昭和11年)? -  2017年(平成29年)7月24日)は、千家十職の一つで、竹細工柄杓師。

代々襲名している。柄杓の他、台子香合花入など竹を使う茶道具を製作し、千家に納めてきた家系である。

初代正玄は、元々武士丹羽長重に仕えていた。しかし関ヶ原の戦いで丹羽氏は西軍に付き改易、浪人となったために剃髪して大津に移り住み、竹細工職人となった。評判の竹細工師となった正玄は小堀政一遠州)からの注文を受け、茶道界・江戸幕府とのつながりを作る。以後明治維新に致るまで、歴代三千家・将軍の御用達柄杓師となる。

初代 正玄(天正6年(1578年) - 承応2年8月8日1653年9月29日))

二代 正玄(寛永3年(1626年) - 貞享4年4月14日1687年5月24日))。初代の三男。27歳の時に家督相続。

三代 正玄(明暦5年(1656年) - 享保2年10月2日1717年11月4日))。二代の長男。

四代 正玄(元禄5年(1692年) - 享保16年7月26日1731年8月28日))  。三代の長男。

五代 正玄(宝永5年(1708年) - 安永7年7月15日1778年8月7日))。四代に子供がいなかったため、二代の妻の実家・勝見五郎兵衛家から養子。

六代 正玄(延享4年(1747年) - 文化11年6月2日1814年7月18日))。五代の長男。

七代 正玄(明和5年(1768年) - 文政2年12月7日1820年1月22日))。六代の養子。

八代 正玄(文化6年(1809年) - 明治2年10月15日1869年11月18日))。七代の長男。

九代 正玄(天保8年(1837年) - 安政6年10月20日1859年11月14日))。八代の長男。

十代 正玄(文政8年(1825年) - 明治33年(1900年12月22日)。八代の婿養子。九代の急死のため、急遽師匠の命により呼び戻されて後継者となる。その時に妻子を離縁したという秘話が伝わっている。

十一代 正玄(明治2年(1869年) - 明治44年1911年8月15日)。十代正玄と八代正玄の娘の間に生まれた長男。

十二代 正玄(明治13年1880年) - 昭和48年(1973年))。十一代正玄の妻。

十三代 正玄(昭和11年1936年) - 平成29年(2017年7月24日

現在の十四代正玄は、十三代正玄の長女。

黒田正玄(くろだしょうげん)」という名は、千家十職(せんけじっしょく)のひとつである。 千家十職というのは、三千家の茶道具の製作を任されてきた職人の名。そのなかで黒田正玄は、竹細工や柄杓師を務める家だ。茶杓、柄杓のほか、台子(だいす)や香合(こうごう)など、竹を使った茶道具を千家に納めてきた家系である。に400年も続く名前である。その十三代をサッカーの中田英寿が取材しているブログをみつけた。「茶杓はその人の人柄を象徴しますね」の後に、「豪胆な性格の型は茶杓も太いですし、繊細な型は細い茶杓ですし。中田さんは、やはり茶杓の幅も広めの形はどうでしょう。」とアドバイスをもらっている。(中田英寿「に・ほ・ん・も・の」)

この連綿として続く14人を擁する家系をあげてみたが、実子の男女、養子、婿養子、妻などが、家を守り続けているのには、感銘を受ける。幕府の崩壊、戦中・戦後の苦難など、この家を継いでいく「家系」にはドラマがありそうだ。