図解三昧の日。

朝からずっと図解資料づくり。手描きの図をパワーポイントで修正しながら清書していく。10月の発表のめどがほぼついた。

 夕刻、ジムで気分転換:ストレッチ。ウオーキング。バス。

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「名言との対話」9月29日、佐藤しのぶ「いつも、自己ベストを出すことが私の目標だ」

佐藤 しのぶ(さとう しのぶ、1958年8月23日 - 2019年9月29日)は、日本ソプラノ歌手声楽家。夫は指揮者現田茂夫

東京都出身。日本が世界に誇るプリマドンナ文化庁オペラ研修所を最年少、首席で卒業。文化庁派遣による芸術家在外研修員としてミラノへ留学。1984年、「メリー・ウィドウ」「椿姫」に抜擢されデビュー。その後、「トスカ」や「蝶々夫人」を次々と園児、オペラ界のスターとなる。1998年、ウイーン国立歌劇場で主役でデビューし、以後、人気と実力を備えた歌手として世界中で活躍した。

2009年4月『天皇皇后両陛下ご成婚50周年&ご即位20周年記念コンサート』、2009年11月『天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典』に出演。2014年1~4月『夕鶴』つう役を初主演し、全国各地で大好評を博した。

 佐藤しのぶ『明日へ続く歌 出会いのハーモニー』(東京書籍。2014年発刊)を読んだ。

「才能とは強靭な意志を持続できること」「強靭不屈な意志力が欲しい」「規則正しく愚鈍を旨としよう」「わたしの歌は、皆様の愛でできています」「いつも、自己ベストを出すことが私の目標だ」「 呼吸を制する者は世界を制する」「 楽器が身体」「感動」、、、。

「人生は素晴らしい出会いに満ちている」とし、島田和子先生やピアニストの森島英子らとの出会いを綴っている。「人は、心から尊敬する生き方や、立派だと思う人に出会った時、自分自身の進むべき道がはっきり見えてくるものだ、そこに飛躍がある」。

 この本のメインの「対談」では、相手からいい言葉を引き出しているのは、人がらの功徳か。

中西れい「大陸的っていう言葉は、国境を跨げるということ」「音楽は空気みたいなものだから人の心への浸透性がある」。山下泰裕「道とは、そこで学んだことを、日常生活や人生で生かしていくこと」。工藤公康「プロとは、長く結果を出し続けること」「次の年はまた何か一つ成長していくものがないと、その世界の中で長く結果を出し続けるということはなかなか難しいんですね」。宮田亮平「俺は学長じゃない、芸術の行商人だ」「忘れるのは、新しいことを入れる原動力なんです」「今の自分が最高で花咲いている、ということが確実に感じられる毎日を送る」。保阪正康「昭和という時代は64年あるんですけど、人類の歴史が体験したことが全部詰まっている」「ものを書いて感動させるということは、もちろんないとな言わないけど、絵とか音楽に比べたら少ない、、、音楽が一番強い」。月尾嘉男「書を捨てよ、海へ出よう」。山本益博「おいしいものを食べるよりも、ものをおいしく食べたい」。大石久和「人為の国と天為の国」。衣笠祥雄「外連味(けれんみ)」「40歳で引退。これ以上練習してもうまくならない」。

宮城大学の開学当時。佐藤しのぶさんがご主人の現田さんと見えて、教壇に立ったことがある。社会人も多く集まり大人気だった。それ以降、何度か姿をお見かけしている。 

東京パレスホテルで野田一夫先生傘寿のお祝いの会。挨拶はオリックス宮内義彦会長、歌手のジュディオングさんと女優の檀ふみさんとオペラ歌手の佐藤しのぶさん、歌手の小椋佳さん、ソフトバンク孫正義会長、渡辺喜美行政改革担当大臣、経済産業省北畑隆生次官、電通新井満、俳優の津川雅彦さん、、、、。 

「草柳文恵さんを偲ぶ会」。文恵さんは交遊も広くて、オペラの佐藤しのぶさん、パソナ南部靖之さんらの顔もみえる。

対談相手が語った名言は、佐藤しのぶさんすべてが備えている感じがする。大陸的、プロ、道、今の自分が最高、、、。感動が一番強い音楽という最高の舞台で、自己ベストを更新し続けた人である。そのことに感動する。
明日へ続く歌:出逢いのハーモニー

明日へ続く歌:出逢いのハーモニー