2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

筑波大学大学研究センターで講演「考える大学職員への道」

午前中の仕事を終えて東京大塚にある筑波大学へ。独立行政法人となった国立大学の事務職員を対象とした講座への出講だ。大学院レベルの模擬授業ということだ。関心の高い私立大学の職員も参加者名簿に見える。30代から40代の係長クラスが中心だった。筑波大…

「9つの性格」----エニアグラムへの招待

エニアグラムに触れてから10年以上が経った。人間の性格は大きく9つのタイプに分かれる。それぞれは全く異なる大陸に住んでいてお互いを理解できない。それぞれはどうしようもない欠落した部分があり、それを求めて行動してしまう。それぞれのタイプにも高い…

ある日曜日の風景

日経朝刊の文化欄は私のお気に入りの紙面である。今月の「私の履歴書」はゴルフの帝王・ジャック・ニクラウスであるが、本日は「理想のコース」だった。英国セントアンドリュース、米国オーガスタ・ナショナル、ペブルビーチ、パインハースト・ンバー2など…

入学試験(前期)の日

土曜日(25日)は前期の入学試験の日。天気もよく、つつがなく終わった。今年度は、後は後期の入学試験(3月12日)を残すのみとなった。入試関係のスケジュールも結構多い。・推薦入試・留学生・社会人対象特別選抜入試・大学入試センター試験・前期入試・後…

「メディアクリッピング」---記録、足跡

ここ数年、「メディアクリッピング」を発行している。お世話になっている方や活動を知ってらいたい方に、1−2ヶ月の間に出た新聞・雑誌等の記事のコピーを送っている。12−1月分ができたので本日送った。メディアを通じた自分の足跡が整理されるので、後からも…

グラバー邸

現存する日本最古の木造西洋建築であるグラバー邸。昭和49年に移築復元された。長崎グラバー園の中心的建物である。1838年生まれのトーマス・ブレーク・グラバーはスコットランド出身の商人で、1859年に21歳で長崎に来日する。幕末に勤皇派の坂本龍馬、伊藤…

「看護教育」3月号に執筆

医学書院から出している「看護教育」という雑誌がある。ここから執筆を頼まれて、看護学部の先生とペアで小論を執筆した号が本日、届いた。私は「図解コミュニケーションの考え方と技術」というタイトルで6ページほど書き、看護の猪俣先生は「図解で学ぶ看…

「ほんとうの時代」2月号---樋口一葉

連載「人物記念館の旅」の2月号は、樋口一葉記念館を書いた。今年11月に新装改築オープンするが、それまでの仮の展示施設の訪問記だ。女性の人物記念館としては日本初の記念館である。樋口一葉の同年生まれを調べてみると、与謝野晶子と佐々木信綱がいた。一…

「人物記念館の旅」をテーマに初講演

月曜日の夜は仙台市内の常磐木学園主催の講座で2時間の講演を行った。「キャリアデザイン」というテーマということだったので、初めて「人物記念館の旅」を話してみた。若い人が多かった。人物記念館の旅を始めた理由、文明の生態史観の旅、愛・地球博での体…

藤田喬平美術館

日曜日の午後、思い立って松島の藤田喬平美術館を訪ねた。今回で3回目の訪問である。ガラス工芸の藤田喬平の美術館は、松島の老舗ホテル「一の坊」の敷地内にある。館長は一の坊を経営する高橋征太郎さんである。1996年の開館にあたって藤田は「ヴェネツイア…

海外に強い携帯

3月以降に海外へ行く予定がいくつか入っているので、海外に強い携帯を持つことにした。機種はデザインはいまいちだが、vodafone903Tにしようと思い試してきた。これなら海外でも日本と同じようにコミュニケーションがとれて、仕事をこなせるようだ。またナビ…

今週の講演--矢本西小学校と日本マイクロソフト

木・金と2回の講演があった。木曜日は東松島市の矢本西小学校で対象は先生たち。金曜日は仙台市内で日本マイクロソフト主催で対象はシステムエンジニア。木曜日。矢本西小学校の校長先生は八乙女小学校の父兄の会で講演をした時に見えるなど熱心な方。教育の…

遠藤周作文学館

長崎郊外の外海(そとめ)の東シナ海を臨む断崖の突端に立つ瀟洒な記念館。ここから眺める海が素晴らしい。「神様が僕のためにとっておいてくれた土地」と作家・遠藤周作が言った場所である。外海は、250年という気の遠くなるような年月続いた隠れキリシタン…

宮城大学Web広報誌「くきやま便り」10号

大学の広報室も兼ねているので、外部向けのWeb広報誌の編集にもかかわっている。本日掲載した第10号は私が編集担当でつくったもの。http://www.myu.ac.jp/kouhou/10/index.html

シーボルト記念館

「ペリー来航より30年前の太平の時代に日本人にサイエンスの面白さを植えつけた。シーボルトを通じて日本人はヨーロッパの光を見た」と館内のビデオで故・司馬遼太郎が語っている。鳴滝という町の細い「シーボルト通り」を登って行くと、鳴滝塾と言われた自…

講演回数とメルマガ配信数との関係

先週は全国保健活動協議会と佐賀県商工連合会で講演をした。佐賀県の講演では30人くらいメルマガの読者が増えた。保健師のアンケートは今週送ってくるので何人に増えるか楽しみだ。現在の登録数は8638。 今週も2回ほど宮城県で講演がある。

長崎周遊(ド・ロ神父記念館・遠藤周作文学館・シーボルト記念館・亀山社中・出島)

長崎の人物記念館を車を借り切って周遊する。68歳の運転手さんがよく勉強していたのでありがたかった。各記念館については別途書く予定。===================ド・ロ神父記念館 フランス貴族出身で40年間にわたって日本に滞在し、そのほとんど…

ホテル日航ハウステンボスでの偶然に感謝

福岡で中津の母親と待ち合わせて、九州国立博物館(最近オープンした日本で4番目の国立博物館。ちょうど「中国 美の十字路」という特別展をやっていて堪能した。本物を先に見たせいか常設展には感心しなかった)と菅原道真(菅公)歴史館を見る。その後、長…

全国市町村保健活動協議会で講演

東京の旧名・保健会館の大きな研修会で講演を行った。全国から保健師が200人ほど集まった。宮城で施設を運営している大坂常任幹事からの依頼だった。テーマは「図解思考と市町村保健活動」。保健師は市町村合併、予算や人員の削減などで仕事が厳しくなってき…

修士論文最終試験の日

今日は一日、朝9時から大学院2年生の修士論文の発表会。私の指導している院生も含めて10人ほどの発表だった。これが最終試験。ご苦労様でした!

本日で、ブログ500日連続書き込み!

早いものでこのブログの書き込みも今日で連続500日を迎えた。もう完全に習慣になってしまった。「継続は力なり」の意味を実感している。今日は午前中は東北大学の研究生の中国人留学生が、来期の相談に来た。社会人学生1年生が研究室に遊びに来る。社会人大学…

魯迅と河北新報

「魯迅展」で河北新報の記事が目にとまった。仙台留学時の河北新報の記事・明治37年7月12日 清国人の二高入学許可・明治37年7月15日 清国留学生と医学校・明治37年9月10日 医専新人の支那留学生 支那料理する下宿なきため大いに困却 「同氏は近頃来朝せいし…

原阿佐緒記念館

日曜日、仙台市博物館で開催されている仙台留学百周年特別企画「魯迅展」を見た後、宮床に車を走らせる。宮城県大和町宮床に生れたみちのくの抒情歌人、漂白の女流歌人、原阿佐緒記念館(1888−1969年)は雪景色の中にひっそりとたたずんでいた。二度目の訪問…

福岡の玄洋社記念館(頭山満)

九州の実家の客間に2つの額がかかっている。南には「吐鳳」(とほう)という亀井南冥(陳人)の見事な書だ。そして北には頭山満の大きな書がある。大学生の頃、父親に「吐鳳」という字の意味を聞いたことがある。「鳳(おおとり)を吐くという意味だ。中国の…

北原白秋記念館(福岡県柳川市)

詩聖・北原白秋の記念館は、福岡県柳川市の白秋の生家にある。福岡天神の西鉄電車に乗って45分ほどで水郷・柳川に着く。この電車は九大の学生時代に大宰府や家庭教師をやっていた家まで通うのによく使っていた。薬院など懐かしい駅名が並んでいる。柳川は初…

実業之日本「大隈重信候哀悼号}(大正11年2月1日発行)から興味ある部分を抜粋

佐賀出身の明治の元勲・大隈重信の死去の際、「実業之日本」が哀悼号を出した。その復刻版を入手し読んでみた。同時代の人々が語った大隈は実に魅力的である。以下、人物像で興味を引いた部分を抜き書きしてみた。

来仙した寺島実郎さんと会う

午後、寺島実郎さんから電話があった。仙台で講演会があり来ているという。ちょうど仙台市内にいたので、15分ほど講演の前に二人で話をすることができた。寺島さんは、三井物産戦略研究所長で、最近は財団法人日本総合研究所理事長の肩書きを使うことも多い…

佐野常民記念館

佐賀空港のある川副町の佐野常民記念館を訪問する。佐野常民は日本赤十字の初代社長ということしか知らなかったが、実際に訪問してみるとそのイメージはすっかりひっくりかえってしまった。大蔵大臣、農商務大臣、日本赤十字社初代社長、日本美術協会会頭、…