2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

倉木聡

いわずと知れた「北の国から」で富良野を全国に知らしめた脚本家、作家。夜11時から宿泊したホテルの近くにある「So’s bar」に娘と出かける。村上龍のRyu's Baをもじったネーミング。森の中にたたずむ瀟洒な家が、そのバー。木と石でできた素敵なバー。倉…

高村光太郎記念館、宮沢賢治記念館

高村光太郎が晩年の7年間を一人で過ごした粗末な山小屋は、今は高村山荘と呼ばれている。宮沢賢治とその父との縁でこの地に疎開。7.5坪のこの山小屋で独居自炊の原始生活をした。昭和20年から27年まで住んだが、32年(1957年)には村人が套屋で囲う。そして5…

向田邦子

日曜日の午後は、井上ひさしさんが館長をつとめる仙台文学館を訪問した。ラジオ・テレビの台本、エッセー、小説など多彩な分野で才能を開花させ、「向田ドラマ」とまで呼ばれた向田邦子展をみる。51歳で台湾での航空機事故で突然亡くなる1年前には直木賞を受…

三沢の岡本太郎記念公園、小川原湖民俗博物館、渋沢文化会館・旧渋沢邸、弘前の旧藤田住宅(太宰治)

古牧温泉のグランドホテルに付いている施設を朝食前に見学する。思いがけない収穫があった。まず、岡本太郎記念公園。東北を発見し、愛した岡本太郎がこのホテルの創業者である杉本行雄と意気投合し37年間通い続けたというこの地は、東北の墓所として、多磨…