2010-03-16から1日間の記事一覧

遠藤周作−私だけの作風をやっとつかむことができたのは50歳

遠藤周作は1923年(大正12年)生まれだから、亡くなった私の父と同年生まれだ。この世代のことは見ているからなんとなく親しみを感じる。著作以外に覚えているのは、二つ年上の兄・正介が素晴らしい秀才で東大を出て専売公社のトップにまでのぼりつめており…