2010-05-05から1日間の記事一覧

高村光太郎−「私は自分の彫刻を護るために詩を書いてゐるのである」

木彫師からのちに東京美術学校の教授をつとめた高村光雲の長男として生れた光太郎は、幼い頃から木彫に親しみ、家業を継ぐつもりで育っていった。そして 14歳で東京美術学校に入学し本格的に彫刻を学ぶ。一方で詩人的資質に富む光太郎は俳句たや短歌にも目覚…