2010-07-19から1日間の記事一覧

「葦わけ小船」(あしわけおぶね)から−−本居宣長の文芸論の処女作

「葦わけ小船」(あしわけおぶね)は、本居宣長の20代の作品で、宣長の文芸論の処女作である。「よい歌」とは何か、を論じている。歌はまさに「本」であり、すべてはここから生まれているということだ。宣長の生涯のテーマ「物のあはれ」に通じる所論である…