2011-06-24から1日間の記事一覧

「柳田国男と梅棹忠夫」(伊藤幹治)

著者は、青年期の9年間を柳田国男(1875-1962年)から指導を受け、壮年期の14年間を梅棹忠夫(1920-2010年)の身近で仕事をするという稀有な幸運に恵まれた人である。この書は、一国民俗学を構築した柳田と比較文明学を構築した梅棹を比較しながら、両者の業…