2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

宮崎滔天--「三十三年の夢」から

宮崎滔天「三十三年の夢」から 家庭の教育は人一代の運命を作るといえることあり、、、父上、、豪傑になれ大将になれ、、母上、、畳の上に死するは男子何よりの恥辱なりと教えたまえり、、、皆言を極めて兄様のようになりなさいと煽りたり、、(家庭教育の及…

北里柴三郎の「終始一貫」人生

大分県と熊本県の県境を超えて北里柴三郎の故郷・小国町に入る。こんな山村の僻地からあの偉人が出たのかと驚く。柴三郎は研究者としての几帳面さを父から、そして指導者としての性格を母から引き継いだ。北里が生まれた1853年には肥後国阿蘇郡小国郷北里村…

視点と視座--佐々木俊尚「キュレーションの時代」(ちくま新書)

佐々木俊尚「キュレーションの時代」(ちくま新書)を読了。情報社会の未来とそこへ至る道筋が見える素晴らしい本。キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/02/09メディア…

「大学は往く 多摩大学 現代の志塾をめざす」(教育学術新聞)

2月16日の教育学術新聞(日本私立大学協会発行)の「大学は往く 新しい学園像を求めて」で、先日取材を受けた記事が掲載された。寺島学長の発言を私が紹介しながら補足するというスタイルの記事構成。以下、寺島学長の発言。 「学生には、時代に発信する識者…

消防大学校・読売新聞立川・伊勢丹の金沢能登展「工房久恒」」

10時から13時まで学部運営会議。 13時。消防大学校から講演の依頼にみえました。新しい世界なので興味津津。東京消防庁は1,8万人の人員。800の消防署。2500億円の予算。人件費が8割。受験者は多く2万人が受験し500人ほどが合格という狭き門。ニュージーラン…

今年度最後のJICA専門家派遣前研修

午前。大学で秘書や担当者といくつか打ち合わせ。 昼。ダイヤモンド社のビジネスタレント担当者と打ち合わせ。 午後。JICA(国際協力機構)での今年度最後の研修。 11回目の専門家派遣前研修。初年度だったが、ずいぶんとやったなあ。 今回は、聴講者が7人。…

宮崎滔天--宮崎兄弟(八郎・民蔵・弥蔵・寅蔵)の生家

朝食は、熊本学園大学の岡本学長とご一緒する。 熊日で私の講演のことが出ていて、面会を申し込んでこられた。熊本学園大学は私の頃は熊本商科大学といったそうで、熊本の政財界がつくった大学で、市立的な雰囲気があるそうだ。地元で活躍する卒業生も多く、…

熊本の経営セミナーで講演

熊日サービス主催の経営セミナーが、熊本日航ホテルの隣の熊日会館で行われ講師をつとめた。 熊日サービスは熊本日日新聞の関連企業。熊日は35万部で、朝日など全国紙の合計でも40万部だから、大きな影響力を持つ地方紙である。 以下、受講者の所属企業…

飯田高原の4つの美術館を訪問。

黒川温泉から、飯田高原を経て、湯布院。 途中、阿蘇の中岳などの噴煙を見る。阿蘇の中心にある山々はまるで涅槃像が寝そべっているように見えるというがその通りだった。自分が見ているやまも外輪山だと聞いてそのスケールの大きさにびっくりした。大爆発の…

北里柴三郎記念館

トヨタレンタカーでプリウスを借りて母とドライブ。 まず、日田へ。豆田町で昼食。大分県と熊本県の県境の急峻な山地を越えて、小国町の北里柴三郎記念館を訪問する。北里柴三郎の生地だが、随分と田舎だ。ここから青雲の志を抱いて東京、世界に出て行ったの…

帰省初日は、恒例の同級会

羽田空港から北九州空港へ。 久しぶりの帰省の初日の夜は恒例の同級生の飲み会。 一次会には後一ヶ月で80歳になるという古文の植山先生も参加された。今から振り返ると、当時はまだ30代だったのかと不思議な気がする。先日の先生の叙勲のパーティーには電…

宮城まり子の「ねむの木学園」がピンチ

下記のニュースが報道されている。 - 障害を持つ子供たちの養護施設などを営む「ねむの木学園」(静岡県掛川市)の園長で女優の宮城まり子さんの銀行口座から、現金約1500万円を不正に引き出したとして、警視庁は17日、東京都港区、自称プロデューサー…

九段・多摩・神田

11時から九段サテライトで多摩大のメディア向け「現代の志塾」講座。「電脳空間からリアル街かどへ」。斉藤裕美先生。実演もあり楽しい時間となった。質疑応答も活発。キネットセンサーの体験が好評。 多摩市関連大学学長意見交換会。多摩センターの桜美林大…

「多摩大学地域活性化プロジェクト発表祭」-プロジェクト型地域学習

「ゼミの多摩大」を標榜している多摩大は、大学のアイデンティティの確立とベクトルを合わせるべく「多摩学」を統一テーマとして活動している。その舞台は、ホームゼミ、EXゼミ、インターゼミが中心である。そして「プロジェクト型地域学習」という方向でそ…

新国立劇場でオペラ「椿姫」を堪能しました

学長室の高野課長と多摩市役所を訪問。市用に若干修正した「多摩大鳥瞰図絵」を阿部市長に届けた。 市長室でひとしきりこの図絵http://www.tama.ac.jp/guide/birdeyes.htmlを話題に話をする。中央部の「多摩」のところに、多摩市の市庁舎や多摩センター、聖…

「星野富弘・相田みつを 花の詩画と書の世界」展。

東京駅からすぐの丸の内の東京国際フォーラムの相田みつを記念館で、特別企画展「星野富弘・相田みつを 花の詩画と書の世界」後期展が開催中だ。 両方とも関心があるので訪ねる。この二人の組み合わせは素晴らしい。驚いたことに、99歳の詩人・「くじけな…

日本企業のアジアシフトが鮮明--大学院修士論文最終試験

大学院修士論文最終試験。前日から雪。研究室から。毎年この最終試験の審査員をしているが、社会人大学院生でもあり、テーマと内容に非常に興味をそそられる。企業の現場で起こっていること、問題意識がよくわかる。 今回は、日本企業のアジアシフトが鮮明で…

北海道の命名者-「幕末の探検家 松浦武四郎と一畳敷」展。

京橋のINAXギャラリーは面白い。 一階の書店には建築関係の書籍があるということだが、実際に行ってみると、建築、インテリア、デザインの本以外にも、美術、音楽、旅などのテーマの選び抜かれた良質の本が並んでいる。一般の書店などとは品格が違う。こ…

鉄道の輸出、マンガ、アニメ、デジタル製品、旅行、、。

午前中は、教授会。 午後一番は、SMBCコンサルティングの方が講演依頼に見えた。企業の新任取締役研修。面白いアイデアをこちらからアドバイスする。いい研修になりそうだ。 知研の八木会長がみえて3月に予定しているNPO法人知研の総会の打ち合わせ。…

地方銀行研修所での「ミドル・マネジャー養成講座」で講演

午前中は、メディア向けの多摩大教授陣「現代の志塾」講座。 諸橋先生の「センサーとインターネット」。 ビジネス界からのサイバー・コミュニティに対するアプローチ:マイニング技術を応用。POS技術の応用。メールも復元できる。本人専用カタログ・不足…

「実践・出版プロジェクトマネジメント」という科目(大学院)を担当

秋学期の講義と試験、そして成績付けが終わった。そして来年度の講義科目のシラバスを書き上げる季節になり、それも終わった。 来年度は、大学院で一つ新しい科目を担当することになった。「実践・出版プロジェクトマネジメント」というタイトルだ。 科目概…

第2回Chabo!著者と読者の集い

「第二回Chabo! 著者と読者の集い--誰かのためなら人はがんばれる」が中野で開催された。参加人数は400人ほど。参加費の一人3000円はJENに寄付される。三部構成。 オープニングは、勝間和代さんと木山啓子さん。 、勝間和代、酒井穣、竹川美奈子、…

今日購入した本など

本日購入の書籍と雑誌。 まず、中央公論の「中国・辛亥革命と日本人の100年」を読み、次に「工学部ヒラノ教授」(今野浩)を半分読了。きことわ作者: 朝吹真理子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/26メディア: ハードカバー購入: 8人 クリック: 85回こ…

「没後80年 金子みすず--みんなちがって、みんないい。」展

金子みすずの記念館は山口県長門市にあり、いずれ訪ねようと思っていた。日本橋三越で「没後80年 金子みすず-みんなちがって、みんないい。」の入場券をもらったので、スケジュールの合間を縫って行ってみた。「生誕100年記念 金子みすず」という別冊太陽も…

都立高等学校副校長会で話をする

昼食時に神保町の岩波書店で待ち合わせ。中国・吉林大学から日本に3か月研究滞在している沈先生の送別を神保町の中華料理店で少人数で行う。中国がライフワークの知研の八木会長と、秋田事務局長と私。 中国からみた日露戦争、現代中国人の尊敬する偉人、日…

多摩大ホームページのトップページをリニュアル

多摩大ホームページのトップページをリニュアル。http://www.tama.ac.jp/ 2009年7月に大きなリニュアルを実施し、その前と後ではページビューは3倍になっている。また2010年は、2009年の5割増となった。本日さらにトップページのリニュアルを敢行。日進月歩…

「フェイスブック若き天才の野望」-マーク・ザッカーバーグの「志]

「フェイスブック 若き天才の野望」(デビッド・カークパトリック著)を読了。 マーク・ザッカーバーグの「志」にかかわると思われる言葉を以下にピックアップしてみた。フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)…

志の高い社会貢献型企業・組織をいくつか

1.(株)富士メガネ 松下幸之助と司馬遼太郎がかけていたおしゃれなあのメガネは、富士メガネです。「日本一、いや、世界一の眼鏡屋さんだ」(松下幸之助)。 「めがね屋というよりもめがねに関する技術者の組織という感じがした」(司馬遼太郎)。 北海道…