2021-06-21から1日間の記事一覧

「社会につながる日常の風」を歌う------久恒啓子の歌人生

1982 年の合同歌集「蘇芳」、1994 年の第一歌集「風の偶然」、2002 年の第二歌集「風あり今日は」、そして 2012 年末の「明日香風」まで、久恒啓子の歌を読み続けてきた。この歌人は 1927 年(昭和 2 年)生まれであるから、それぞれ 52 歳、66 歳、75 歳、そ…