2023-01-01から1年間の記事一覧

横浜そごう美術館『111年目の中原淳一』展ーー女性の生き方の提案者。

横浜そごう美術館で『111年目の中原淳一』展。 中原 淳一(なかはら じゅんいち、1913年(大正2年)2月16日 - 1983年(昭和58年)4月19日)は、日本の画家、ファッションデザイナー、編集者、イラストレーター、人形作家。 横浜での食事会の前に、少し時間が…

「蓋棺の辞」ーーキッシンジャー(享年100)。午後:新宿で都築、福島、橘川さんと

「蓋棺の辞」。ヘンリー・キッシンジャーが亡くなった。100歳だった。 ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー(英語: Henry Alfred Kissinger、1923年5月27日 - 2023年11月29日)は、アメリカ合衆国の国際政治学者。ニクソン政権およびフォード政権期の国…

3人でミニ同窓会(JAL装備工場時代)

JALの整備本部装備工場管理課時代の同期の友人たちと新宿の「隠れ房」で昼食。シアトルから来日中の中村君(無線課)と、平元君(油圧課)。今はカメラマンと技術コンサル。入社時に青春を共有した仲間だ。 良樹は40代前半でアメリカのグリーンカード取得し…

ブログの連続記録は本日で7000日目ーーー何ごとにも歴史がある。

ブログ「今日も生涯の一日なり」の連続記入、本日で7000日に達した。少し感慨がある。何ごとにも歴史がある。ふり返ってみたい。 2004年9月28日からブログを始めた。プロ野球の楽天が私の住む仙台に本拠地を構えることになったのを機会に楽天のブログを開設…

12月の「名言との対話」の人選ーーどういう人に出会えるか愉しみ。共著の広告が日経新聞に掲載。

「名言との対話」。今年は「近代」をテーマとすることにした。近代とは、市民社会が現出した江戸後期の文化文政時代から敗戦までと考えている。 12月の人選。さて、来月はどういう人に出会えるか。愉しみだ。 曲亭馬琴。川崎正蔵・沢村栄治・岩崎久弥。前原…

寺島実郎の「世界を知る力」のテーマは「日本と中東」。 ゲストは宮田律と畑中美樹。

寺島実郎の「世界を知る力」のテーマは「日本と中東」。ゲストは宮田律と畑中美樹。 中東の現在をどう見るか? 寺島:イスラエルのネタニエフ政権はユダヤ民族主義の極右との連携。中東はイスラエルの一人勝ち。「9・11」以降、福音派プロテスタントの支…

11月25日は三島由紀夫にちなんだ「憂国忌」。

53年前の1970年の本日「11月25日」は三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊に乱入し割腹自殺をした日である。当時大学生で、三島のファンでもあった私は大きな衝撃を受けた。23歳年上の林房雄らによって、この日は「憂国忌」と名付けられた。 豊饒の海 全4巻 「春の雪…

蓋棺録:伊集院静。『ノボさん 小説・正岡子規と夏目漱石』『無頼のススメ』『大人の流儀』『ミチクサ先生』

作家の伊集院静の訃報が入った。享年73。このブログに登場した伊集院静の著書に関する記述を記して追悼する。夏目漱石と正岡子規に関する本、そしてエッセイを読んでいる。 2014-10-20 伊集院静「ノボさん 小説・正岡子規と夏目漱石」(講談社)を読了。 ノ…

「知研・読書会」の17回目ーー漫画・時間・文学者・自分史

ぶんがkも毎月開催で、もう17回目。ということは1年半以上も続いていることになる。毎回5冊以上の紹介があるから、来月出で100冊になるのでははないか。 聴きながらとった私のメモのキーワード:「HPはお墓」「chatGPTを自分の分身に」「週という時間感覚」…

「図解塾」は、『梅棹忠夫著作集』第7巻「日本研究」ーー近代が始まった化政時代から200年。前島密の偉業。

「図解塾」は、『梅棹忠夫著作集』第7巻「日本研究」。 「教育による革命」「情報網の建設者」「化政150年」「日本文明論ノート」の図解の発表と講義。 本題に入る前の近況報告を全員にやってもらった後、私も報告している。「美術館」「川柳講座」「外部研…

寺島実郎の「世界を知る力」の11月版「ユダヤ・イスラエル問題の深層」。

寺島実郎の「世界を知る力」の11月版「ユダヤ・イスラエル問題の深層」(東京MXテレビ11月19日放映)。 寺島実郎『ダビデの星を見つめて 体験的ユダヤネットワーク論』(NHK出版)の第五章「21世紀のイスラエーしたたかな同盟国として、技術先進国として…

「あなたにとって、日本画とは何か?」という問いに対する日本画家たちの答え。

先日、箱根のポーラ美術館で「シン・ジャパニーズ・ペインティング」を堪能した。豪華な布陣の企画展で、日本画というジャンルの歴史を一覧できた。 「日本画の誕生」:橋本雅邦。川端玉章。狩野芳崖。浅井忠。 「明治・大正期の日本画」:菱田春草。横山大…

「ジェネレーターたちの知図展2023・東京」

「ジェネレーターたちの知図展2023・東京」を見学してきました。広尾の「Tokyo Childrens Garden」。昨年の立川での知図展に続き2度目の見学です。 2年目の今年は、京都、名古屋、東京の3カ所で開催。教育の未来像、教師像、そして新しい学び方、生き方の可…

漱石は手紙魔だったーー『漱石書簡集』を読む

先日訪れた漱石山房で購入した三好行雄編『漱石書簡集』(岩波文庫)を読んでみた。 漱石は手紙魔であった。手紙を書くことも、もらうことも好きだった。岩波書店版『漱石全集』の第14巻、第15巻には2252通の漱石の手紙が収録されている。そのうちの158通を…

午前:箱根のポーラ美術館で「シン日本画」展。夜:知研セミナーは「ミャンマーと絵本」。

ポーラ美術館「シン・ジャパニーズ・ペインティングーー革新の日本画 横山大観、杉山寧から現代の作家まで」展。 風雨が強い日となり、時間の余裕ができたので、この企画展を2度堪能できた。 フェノロサは日本の絵画を「ジャパニーズ・ペンティング」と呼び…

箱根:箱根神社(坂上田村麻呂)。彫刻の森美術館(ピカソ館)。強羅公園(茂吉)。大涌谷(富士山)

箱根神社。外国人の願い事を書いた絵馬が多くあった。 関東総鎮守箱根大権現。万巻上人。坂上田村麻呂。源頼義。源頼朝。北条泰時。北条早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直5代。徳川家康。明治に箱根神社と改名。 ーーーー 彫刻の森美術館。 ニッポン放送30周年、…

「漱石山房記念館」で開催中の「夏目漱石と、野上豊一郎・弥生子」展ーー師としての漱石象

新宿区早稲田の「漱石山房記念館」で開催中の「夏目漱石と、野上豊一郎・弥生子」展。主に漱石と野上弥生子の関係を調べてきた。 古庄ゆき子によれば、野上弥生子は「幸運」に恵まれていた。それは以下の5だ。生家の環境。明治女学校の教育。野上豊一郎との…

大江健三郎のことーーわからない方がありがたい?

NHKラジオの「声でつづる昭和人物史」で、大江健三郎の肉声を聴いた。ノーベル文学賞をもらった文豪である。100冊を超える著書がある。この作家の生い立ちから亡くなるまでの軌跡を2回に分けて聴いた。 愛媛県の寒村に生まれた大江は、松山の中学で都会育ち…

ユーチューブ『遅咲き偉人伝』の「松岡和子」編をリリース。

ユーチューブ番組『遅咲き偉人伝』の「松岡和子」編をリリース。 『シェークスピア全集』を、坪内逍遥、小田島雄志に続き、完訳した3人目の人。51歳から始め、78歳でライフワークを完成させた、遅咲きの人である。壮年期から実年期の27年間でこの大作に打ち…

新雑誌「イコール」(橘川幸夫編集長)を創刊!。クラファン開始。仲間募集。

来年1月から新雑誌「イコール」(橘川幸夫編集長)が刊行されます。 メディア情報誌「イコール」を創刊したい。(クラファン)https://greenfunding.jp/miraifes/projects/7900 プレスリリース。 創刊0号内容 特集(1)参加型シェアエコの時代シェア書店TAKIBI店…

谷口正和回顧展「Consept & Creation」(目黒区青葉台のジャパンライフデザインシステムズ)

谷口正和回顧展「Consept & Creation」で故人を偲んできました。目黒区青葉台。 「知研」でのセミナーで知り合い、ビジネスマン時代に会社の危機に当たり創設された社長直轄のプロジェクトチームで仕事をしたときに、助力いただいた方でした。1992年から1996…

『戒語川柳』第5巻を刊行ーー「がんばろう ウエストサイズ 物語」。イラストはAI。

本日、『戒語川柳』の第5巻を刊行しました。 表紙の句は「がんばろう ウエストサイズ 物語」。 今回は、中のイラストは、AI(Microsoft Bing Image Creator)で生成。 戒語川柳 5 作者:久恒啓一 Independently published Amazon 馬鹿3人 バカの3乗 文殊居ず…

深大寺訪問:「春惜しむ 深大寺そば 一すすり」。書評、あれこれ。

秋晴れの貴重な一日、調布の深大寺を10数年ぶりに訪問しました。 この寺は1300年の歴史を持った天台宗の名刹です。また著名な俳人や歌人の碑が存在する珍しいお寺です。お参りし、名物の蕎麦を堪能しました。 そして『深大寺碑探勝』ちう小冊子を手に入れま…

本日の「幸福塾」のテーマは「ネットワーカー」。

「幸福塾」のテーマは「ネットワーカー」 ・山本勝彦『ネットワーキングの方法』『脱(ポスト)・ビジネスマンの挑戦』の「キーパーソン・リスト」を紹介。 ・サラリーマン勉強会の時代の「勉強会」の紹介 ・ネットワーカーである勉強会の主宰者:青木匡一・…

「幸福塾」の準備「ネットワーカー」。「読書悠々」のまとめ。

コムラサキ(小紫)の花。ーーーーーーーーーーーーーー 明日の「幸福塾」の準備。テーマは「ネットワーカー」。1990年頃のサラリーマン勉強会の隆盛と、そのブームの中で流れを牽引した先達のことを調べた。渦中にいた当時の様子が少しわかった。 ーーーー…

編集者。研修企画者。仲間。『ラ・ロシュフコー箴言集』。

後姿探検隊ーー秋になりました。 『ラ・ロシュフコー箴言集』(岩波文庫)を入手。 ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫 赤510-1) 岩波書店 Amazon まず、いくつか。折に触れて手にしてみよう。 ・精神の狭小は頑迷をもたらす。そしてわれわれは自分の理解を超…

久恒啓一著作集(2023年11月2日現在)

今年刊行した著作を整理。1982年から41年目。 自由人の時代:2019年度まで専任教授。2020年・2021年度は特任。2022年度は客員。 2023年11月2日現在 著作数:189冊 久恒啓一図解Web :: 著作 (hisatune.net) 43冊 67冊(オーディオブック2本 電子書籍18本 カー…

4年ぶりの「都立大祭」を見学。今年100歳を迎える「学徒出陣」世代。

南大沢の4年ぶりの都立大祭を見学。首都大学東京から元の東京都立大学に戻った大学。キャンパスは人であふれていた。 ーーーーーーーーーーーーー 私の父と同じ大正12年生まれ(1923年)は「学徒出陣」で記憶された世代だ。NHKラジオアーカイブス「声でつづ…

「東京未来フェス」と「UFO未来フェス」に参加。

調布の仙川駅近くのシェア書店「センイチブックス」で行われた東京未来フェスに参加。 11時半から橘川さんと「蕎麦 石はら」で食事。新雑誌『イコール』関係の2本の要請を受ける。 12時半に会場に着くと、大学4年生の女性(時事通信に内定)の卒論「シェア書…

河北新報の取材対応。「多摩学事始め」。キーワードの洗い出し。

河北新報から『野田一夫の大いなる晩年』(野田一夫ファンクラブ編)に関する電話取材を受けた。仙台・宮城の人たちが読んでくれると嬉しい。富田さんに「ラポール」のハガキを記者に届けてもらう。宮城大学名誉教授の肩書を使うことになった。 野田一夫の大…