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「ザ・ワーク・オブ・ネーションズ」(ライシュ)再読

シンボリック・アナリスト・製品のかわりにシンボル--データ、言語、音声、映像表現を操作する・問題解決、問題発見、戦略的媒介を行う多くの職種が含まれる。研究科学者、設計技術者、ソフトウェア技術者、建設技術者、生物工学技術者、音響技術者、公共関…

シンボリック・アナリスト

研究開発、設計、エンジニアリング、高度なレベルのセールス、市場開拓、広告などを担当する人。映画制作者、俳優、作曲家、プロデユーサー。弁護士、銀行家、金融業者、ジャーナリスト、振付師、保険会社の幹部、医師、経営コンサルタント。クリントンがア…

「高貴な生と凡俗な生--あるいは、努力と怠惰」---(「大衆の反逆」(オルテガ)から)

選ばれたる人とは、自らに多くを求める人であり、凡俗なる人とは、自らに何も求めず、自分の現在に満足し、自分に何の不満ももっていない人である。高貴さは、自らに課す要求と義務の多寡によって計られるものであり、権利によって計られるものではない。ま…

連載「団塊坊ちゃん青春記」第22話「君はめんを知っているか」−−イギリス駐在編2

○君は「めん」を知っているかロンドン一の歓楽街ソーホー地区の一角に「めん」という中華料理店がありました。値段が安く、汚い店ですが、味は天下一品でありよく通ったものでした。ところで私はエリザべス女王の別邸であるウインザー城の近くに住んでおりま…

第6回日総研フォーラム

先週東京の時事通信ホールで行われた第6回日総研フォーラムの議論を聴いてきた。今回のテーマは「世界新潮流と日本の立ち位置(ヨーロッパの行き方に学ぶ)」である。このフォーラムは日本総研会長の寺島実郎が、毎回ゲストを招いて議論するという構図である…

基礎ゼミ最終発表会---「だてもん市場」への提案・提言

今年の基礎ゼミの最終発表会が開かれた。新入生が8人ずつ13組に分かれて同一テーマの課題についての発表を行う。今年のテーマは、この秋に仙台空港からほど近いダイヤモンドシティの近くにオープンする予定の「だてもん市場」である。年間340万人を集めよう…

夏の予定。そろそろ夏モードに、、、。

毎年夏が来る前に「夏の予定」をたてるようにしている。仕事、執筆、遊び、旅行等のテーマごとにやりたいことを書き出している。最近JRの新幹線に乗るたびに「大人の休日倶楽部」の広告をみかけるようになった。吉永小百合が「たくさん たくさん 旅しよう…

寺島実郎「20世紀から何を学ぶか(上)--1900年への旅 欧州と出会った若き日本」(新潮選書)

2000年に新潮社から刊行された「1900年への旅--あるい道に迷わば年輪を見よ」に2007年現在の時点で加筆・修正を行ったものが選書として出版された。この本が寺島実郎著「20世紀から何を学ぶか(上)--1900年への旅 欧州と出会った若き日本」である。21世紀を…

ポータブルタイプの「折りたたみ式小型キーボード」

出張時に小型ノートとはいえパソコンをカバンに入れるのはつらい。できるだけ荷物を少なくするのが当面の私の工夫の目標である。カバンもいろいろ試してみたが、今は無印商品のカバンの使い勝手がよくてそれを使っている。小さくて軽い「折りたたみ式キーボ…

大地震と参議院議員選挙の行方

7月としては観測史上最大の大型台風が去った翌日に大地震がまた襲ってきた。台風が来るとなぜ大きな波が押し寄せてくるのかという長年の素朴な疑問がようやく解けた。台風というのは超低気圧のことであり、海面を押さえつける力が弱くなり、そのために海面…

「家政婦は見た!」(テレビ朝日)---ライブドア事件を下敷きにした逸品のドラマを堪能

珍しく夕食後「家政婦は見た!」というテレビドラマをずっと見た。年一回くらいの割合で放映されるこのドラマはその当時の世相がふんだんに盛り込まれているなどよくつくり込まれていて面白い。演技の大変上手い女優市原悦子演じる石崎秋子が上流家庭に大沢…

専門的教養知

京都大学教育学部の藤原勝紀先生から、9月の初めに京都でラウンドテーブルを開くから出席して少し話をせよとの連絡があった。文部科学省の「科学研究費補助金ー基礎研究B」で採択されているプロジェクトで、今年度が最終年度にあたる3年がかりの研究である…

「視聴率の怪物プロデューサーの現場発想力」(王東順、、・講談社+α文庫)---「なるほど!ザ・ワールド」の名プロデューサー王東順さんの世界

10年以上前、フジテレビに「なるほど!ザ・ワールド」という高視聴率のお化け番組があった。そのプロデューサーは王東順さんといって業界ではヒット企画を連発する有名人だった。ビジネスマン時代に王さんの仕事に少し関係したことがあった。悠揚迫らぬ物腰…

学部ゼミと大学院講義の前期最終日

朝一番はホームページの改善打ち合わせ。大学院の修士論文の執筆のために中国・杭州の企業に調査に行っていた院生が戻ってきて報告を受ける。事前の仮説と実態との差異に驚いていた様子。事実の重みに圧倒されて戦略の練り直し。8月にもう一度中国で調査を予…

国分町で打ち上げ

7月11日。8時40分から1時間、広報室ミーティング。10時、4年生のゼミ生から就職の報告と相談を受ける。11時から、基礎ゼミ生(1年生)との対応。12時から総合研究チーム会合(4年生)。12時10分からインターンシップ委員会(2年生)。13時から学長との懇談。14…

前期の「ビジネスプレゼンテーション」と「ビジネス情報論」(学部)の授業が終了

前期の二つの学部の授業が今日で終了した。1年生を対象とした「ビジネスプレゼンテーション」と、2年生以上を対象とした「ビジネス情報論」は、4月からそれぞれ13回の講義だった。「プレゼンテーション」の方は、1年生の学科学生のほぼ全員が出席しているが…

連載「団塊坊ちゃん青春記」第21話----イギリス駐在編1(日本人の苗字)

○日本人の苗字入社して6年目、海外に勤務するチャンスがやってきました。勤務地はイギリスのロンドンで、実習生という身分で結果として1年と数ケ月の滞在となりました。私はロンドンで、次のように呼ばれていました。「永遠に純粋な男」と。一体なぜだと思い…

吉野作造記念館再訪

仙台駅の12番ホームで降りて向かいの11番線の各停の新幹線に乗り換えた寺島実郎さんと車内で待ち合わせ。今日の小旅行の目的は古川にある吉野作造記念館を訪問することだ。先日東京で会った時、雑誌連載の取材の一環として訪れたいとのことだったので東京か…

新たに始まった「googleブック検索」を試してみた

グーグルが「googleブック検索」という新しいサービスを始めた。書籍の全文を検索して、ユーザーの興味にあった書籍を見つけ出し購入できる場所や貸出先を案内するサービスである。以下がグーグルのこのサービスの説明だ。

独立行政法人雇用・能力開発機構宮城センター(宮城職業能力開発促進センター)で講演

宮城県の多賀城市にある独立行政法人雇用・能力開発機構宮城センター(宮城職業能力開発促進センター)で東北ブロックの業務推進連絡会議で講演。宮城センターは多賀城にあるソニーの向い側にある。青森センター、岩手センター、宮城センター、秋田センター…

大学事務職員のための高等教育システム論(山本眞一)

8月に宮城大学で行うFD研修会で講師をお願いする山本眞一先生(広島大学大学研究センター長)の本を読んだ。この数年間に何回か、前任地大学の筑波大学大学研究センターに呼ばれたことがある。その折、いただいたのが「大学職員のための高等教育システム…

放送大学から「図解による表現」という単元への協力要請

放送大学の講座を担当する先生から、来年4月から始まる「問題発見と解決の技法」の中の「図解による表現」という単元への協力要請があった。この単元の後半は、宮城大学での授業の様子と、私へのインタビューで構成される。放送大学には350ほどの科目がある…

報道写真家山本こう一さんの労作「日本人が行けない「日本領土」」を読んだ

報道写真家・山本こう一さんが6月に出版した「日本人が行けない「日本領土」」(小学館)を読んだ。私たちは、日本を取り巻く国境の現実についての知識に乏しいことがよくわかる迫真のレポートである。北方領土。 中立条約を破って宣戦したソ連が侵攻し、占…

「免疫力」を説く安保徹先生が免疫力が低下した、と反省の弁を語っている話

「健康」が至上命題となっている現今の世の中は、医者を中心にいくつかの宗教のような考え方がある。「病気にならない生き方」の新谷弘実先生や「体をあたためればすべての病気がなおる」と主張し断食サナトリウムを経営する石原結実先生などそれぞれに強烈…

6月の平均歩数6566歩。しっかり歩数2088歩。

オムロンの「カラダスキャン」の歩数計を使い始めてから約2週間たった。6月の一日平均でみると、、・歩数:6556歩。目標達成度65%・しっかり歩数:1日平均2088歩。目標達成度41%・しっかり歩行時間:18分。目標達成度30%・消費カロリー:189kcal・歩行距…

上野精養軒

上野の精養軒で、出版のD社編集者と打ち合わせ。前々からの企画が行き詰っていて暗雲漂う空気だったが、ある時点から潮目が変わって楽しい雰囲気に変化した。テーマをがらりと変えて、新しい切り口で再考することになった。その前に上野の稲荷町にあるIT…

雑誌の編集という仕事は、なかなか奥が深い

連載している「ビジネスデータ」7月号が届いた。この雑誌は市販されていない、70ページ強の薄い雑誌ながら、時代の先端のテーマと人物を取り上げており、編集長の慧眼に感服している。今号は、連載20回目でグーグルの新サービスのiGoogleを俎上にのせてみた…

「生きるヒント抄20」(五木寛之)より

・この哀愁にみちた人生をはげましてくれるものは、日々のよろこびです。・ユーモアの源泉は、哀愁である。(マーク・トウエイン)・落葉帰根と落葉帰土へ・倶会一所・「慈」とは、同朋にむけて発する励ましの目差しですが、「悲」」のほうはただ黙ってそば…

「日本人が行けない「日本領土」」--北方領土・竹島・尖閣諸島・沖の鳥島・南鳥島上陸記

小学館の「本の窓」に報道写真家・山本こう一さんのインタビューが載っていた。「日本人が行けない「日本領土」」という本には興味を持っていたが、著者インタビューを読んで買うことにした。山本さんとは20年ほど前に一度一緒に旅行したことがある。10数人…

「私の三冊」が面白い---岩波の「図書」の臨時増刊号(昭和2年創刊の岩波文庫の80周年記念)

出版社が出している読書情報誌を書店で時折もらうことがある。岩波の「図書」、集英社の「青春と読書」、小学館の「本の窓」などがあるが、名うての作家や読書人が書くエッセイは読み応えがあるものが多い。岩波文庫創刊80年記念の臨時増刊号「図書」は、「…