明治大学での講演を終えて、ビジネスマン時代の仲間との懇親会

k-hisatune2008-08-29


13時半からの講演のために、お茶の水明治大学リバティホールという大きな高層ビルに出かける。「明治大学図書館職員スタッフデベロップメント(SD)プログラム」の講師を頼まれた。これは文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)に選ばれた「教育の場としての図書館の積極的活用」の取り組みの充実を図るために図書館職員の資質向上のために高度な研修を行うという目的の一環となっている。

初回の今回は24名、来月は10数名の受講者を予定している。司書資格を持つ女性が中心でそれに管理スタッフらしき男性職員や委託先の社員がが混じっている。

日本の大学図書館は全体で2億8千万冊の蔵書があり、毎年本に300億円、雑誌(電子ジャーナルを含む)に470億円を支出。潜在利用者は大学教職員35万人と学生306万人がいる。大学図書館員は1万4千人で、2千人の目録担当者で年間ン732万点の図書を扱っている。

この「特色GP」では、学部間共通総合講座として、図書館員が14回の講義を受け持っている。インターネット講習、明治大学図書館の施設・蔵書サービス、図書情報の探し方、図書の歴史と図書館、新聞・雑誌情報の探し方、書物の愉しみ、レポート・論文の書き方、文献の取り扱い方、著作権などの講座が並んでいる。こういう講座の講師となる職員への研修である。

13時半から16時半までの3時間の研修で、和気あいあいの雰囲気で、成果もあがったと思う。

16時45分からは、近くの「山の上ホテル」で出版社と打ち合わせ。

18時半からは赤坂でJAL時代の仲間との懇親会。今回は30代前半に羽田の客室本部で一緒に仕事をした男女が15名集った。互いの近況を確認しながら、気の置けない仲間とのやり取りはリラックスした、実に楽しい時間だった。今年会った人や10数年ぶりの人など様々だった。六星占術によれは、私は今年は「再会の年」だそうなので、積極的にこういう会合に参加している。