東アジアで図解ブーム(中国・韓国・台湾)の予感

昨年から、拙著の外国語への翻訳出版が始まった。今年は10冊以上の翻訳が決まっている。

一番多いのは、韓国だ。6冊が準備中。韓国は今ビジネス本ブームだそうで、日本で売れた本の翻訳が流行していると聞く。

次は、経済躍進著しい中国だ。こちらも4冊ほどの翻訳が進行中だ。

台湾では、「図で読み解く!ドラッカー理論」の翻訳作業が始まった。客員教授をしている中国の吉林大学では教授たちはドラッカーの名前を知らなかった。共産主義理論を学んできたのだから経営には関心が無かったのだろう。


図解コミュニケーションを中心とした拙著の翻訳が盛んになってきたのは、日本を含め中国・韓国・台湾の東アジア諸国である。今年以降、これらの国々では図解ブームが起こるという予感がある。


また、最近、アメリカでの英語での拙著の翻訳出版の可能性が出てきたことは嬉しい。日本の出版物は米欧ではほとんで翻訳出版されない。日本の出版社にはそういう方針や力がないらしい。日本の出版界はいわば植民地状況。

最近、海外出版を手がけている出版社と偶然に繋がったのでこの縁を大事にしたいと思う。