司馬遼太郎

国民作家と称された司馬遼太郎の実物を一度だけ見たことがある。15年以上前になるだろうか、梅棹忠夫先生の文化功労者受賞パーティが大阪のホテルであったとき、黒づくめの服装に見事な白髪の司馬遼太郎がオーラを放ちながら、会場にいたことを今でも鮮やかに思い出す。